2019年1月28日月曜日

2018年イタリア旅行記(4−3)フィレンツェ最後の夜

 << 12月12日(水)>>
朝から一日中歩き回って疲れはて、夕方に一度ホテルに戻りました。
それから、ホテルの近くのレストランの開店時間に合わせて出かけました。徒歩3分ほどの場所にある Trattoria Antellesi です。しゃれた大型店では無く、小さな個人経営の雰囲気でした。グーグルマップには載っているのですが、HPがありません。

お店に入ると、年配の男性ウェイターさんが丁寧に迎え入れてくれました。
英語も上手だし、日本人が大好きと言って、日本語も少し話せました。フィレンツェは日本人観光客が多いのですね。

グーグルの口コミではTボーンステーキが美味しいと書いている人が多かったので、それを注文。もちろん赤ワインはボトル1本注文です。最後の夜なので奮発してスーパータスカンのボルゲリにしました。濃くて旨い好みのワインでした。

今まで何度かフィレンツェでTボーンステーキを注文しましたが、これが一番美味しかったです。高級ワインを頼んだので、すっかり喜んでいる店員さんに「付け合わせに焼き野菜も食べてよ」と勧められて注文。これも素朴で美味しかったです。
 その他にサラダやローストチキンも頼んで、豪華にじっくりとワインを楽しみました。

店内は昔からフィレンツェにあるお店らしいアンティークな雰囲気があって、居心地が良かったです。

 シェフも挨拶に出てきてくれて、一緒に写真を撮りました。

そして最後はお決まりのレモンチェロ。
ご馳走様でした。

日本人大好きな店員さんです。

 彼は後から入店した若い女性3人組を見て、最初は韓国人か中国人だと思ったらしく、注文を取りに行くのを他のスタッフにさせていました。ところが、「日本人だってよ」とスタッフに耳打ちされると、途端に「カワイイ〜」などと言いながらニコニコして近寄っていき、接客を始めました。本当に面白い人です。

 お店の入り口は狭くて、窓も小さいです。

店の外に出ると、先ほどの店員さんがタバコ休憩していました。

良い気分でホテルに戻りました。
ホテル前にて


ウニタ・イタリア広場

2回目のフィレンツェは4泊でした。前回は6泊だったので10泊したことになります。
これで大体主だったところは観光しました。もう訪れることはないと思います。

でも、サン・マルコ美術館と、サン・スピリト教会が心残りかな・・・。それにランチしか食べていないレストラン・アカデミアにディナーで行ってみたいかな・・・。

いつかまた来るかも?

1/26 sat. 武藤剛史先生の最終講義

 << 1月26日(土)>>

久しぶりに私が卒業した大学に行ってきました。
地下鉄神保町からすぐの本館の玄関から入ろうとすると、「どういうご用件ですか?」と守衛さんに声をかけられました。昔と変わっていません。大学内に入る時に必ずチェックがありました。

最終講義に出席する方々の記帳の列が長く続き、開始が少し遅れるほどでした。
70歳になられる武藤先生は私が学生の頃と同じように小さな声で、シャイで、穏やかでした。目を閉じてお声を聴いていると、学生の頃の気持ちに戻ります。
私が4年生の時に新任で来られたので、実際に講義を受けたことはありませんが、卒論を書く時に参考になる書物を貸していただいたことがあります。それから研究室助手を務めていた1年間は、毎日のようにお目にかかってお話ししていました。結婚式にも出席していただきました。

講義の最後に学生から花束贈呈

お年賀状は必ずやりとりしていましたし、私の息子のダンス公演にも何回かご招待し、奥様と観にきて下さいました。そしてお礼に素敵な絵葉書を下さいました。

武藤先生のご専門のプルーストについて改めて講義を拝聴し、その思想や芸術論に触れて、感動しました。些細なことに右往左往しないように生きていきたいと思わせられる講義でした。配られた講義資料と、卒業生に下さった先生の最新翻訳書は大切な宝物です。

講義が終わった時に、わざわざ教壇から降りて私に「遠くから来てくださって、ありがとうございました」と声をかけてくださいました。

先生は退官されてからもきっとこのままの学者でいらっしゃることでしょう。
現代社会の中で、先生のような学者の中の学者は少ないように思います。共立女子大学文芸学部の文字通り「文学と芸術」そのものの講義が終わってしまうのは、残念ですね。機会があったらまたゆっくりお話ししたいと思いました。

2019年1月27日日曜日

2018年イタリア旅行記(4−2)フィレンツェ街歩き・午後

 << 12月12日(水)>>
午前中はバルジェッロ国立博物館とカルミネ教会(ブランカッチ礼拝堂)へ行きました。
アルノ川対岸のサン・スピリト地区を散策し、地区の名前の由来にもなっているサン・スピリト教会の前の広場にやって来ました。
 サン・スピリト教会は閉館日で残念ながら拝観できませんでした。

 広場では屋外市が開かれていました。雑貨や衣料品、古本などでした。
 庶民的な広場で、観光客らしき人は全くいません。

 広場に立つ銅像はどなたでしょうね?

 犬を連れて話し込んでいる近所のマダム。なんか良い感じです。

 この広場に来たのは、お目当のレストランがあったからです。ランチをそこでいただきました。
Borgo Anticoというお店です。まずはトマトソースのペンネ。
 ミックスサラダ。
 そして、4種のチーズのピザ。うわー大きい!♪
全部美味しかったです。もちろん赤ワインです。
 落ち着いた雰囲気のお店でした。
 締めはやっぱりレモンチェッロ。
お店の入り口はこんな感じで狭いですが、店内は広くて高級感がありました。
ご馳走様でした!

午前中にたくさん歩いた疲れも、美味しいランチで癒されて、また街歩きです。
次に向かったのはボーボリ庭園です。メディチ家の住居であるピッティ宮殿の庭園で、世界遺産になっています。前回はピッティ宮殿見学だけで時間が無くなったので、今回は庭園に絞って見学することにしました。ランチのお店から徒歩5分ほどでピッティ宮殿前の広場に出ました。ここで庭園だけの入場券を買います。

ピッティ宮殿の玄関に入り、庭に続く通路を見つけるのにちょっと迷いました。



何とか無事に庭園に行く道を見つけて入場しました。ボーボリ庭園は少し高い位置にあるので、対岸のフィレンツェの街が見渡せます。



通りがかった人に頼んで写真を撮ってもらいました。

 やはりフィレンツェの街はモヤに包まれています。

シーズンオフとは言え全く観光客がいません。
世界遺産を独り占めです。食後の散歩が世界遺産とは、優雅です。
 ボーボリ庭園の解説はこちらです。
しかし、広さが45,000m2もあるので、全部を歩くことは無理です。

薄曇りで寒かったので、さっさと歩いて回りました。途中、整備工事をしている部分もありました。

 メディチ家の人たちはこの庭園を散策していたのでしょうか?広過ぎて迷子になりそう。


 入場した門とは別の出口から庭園の外に出ました。静かな普通の市街地に出ました。

近くのバス停から、対岸のホテルの近くまで行くバスに乗ることにしました。今回の旅ではタクシーを使わずに全て公共交通で移動しています。

フィレンツェの中心地に戻ると、流石に観光客で賑わっていました。せっかくなのでサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に入ってみることにしました。
大理石が 綺麗ですね。

 中に入ると、荷物チェックがありました。前回(2年前)入った時は何も無かったです。
入場は無料です。並んでいるけれど、すぐに入れました。

街中はクリスマスムード一色。


サン・ロレンツォ教会前を通ってホテルに戻りました。ディナーまでしばし休憩です。