2020年2月29日土曜日

2/25 tue.グループホームMでの演奏(ソロ)

 << 2月25日(火)>>

午後1時半から約50分の演奏でした。数えたら、2月は10回演奏に行きました。
そのうちの8回がこちらの施設でした。インフルエンザやノロウィルスの流行で、面会やボランティア受け入れが禁止になったため、レクリエーション不足を補うためです。
私は介護職員なので、出入りできます。
通常の勤務もあり、忙しい2月でした。

日が長くなってだいぶ暖かくなって来ましたが、夜はまだ冷え込みますね。
早春の歌「うぐいす」「春よこい」「うれしいひな祭り」や、懐メロを歌いました。

新型コロナウィルスの影響で、3月も面会やボランティア受け入れが禁止になりました。
高齢者の施設では、レクリエーションの全く無い期間が長くなります。

職員の皆さんはあの手この手を考えますが、介護の基本的仕事があるためなかなかレクリエーションまでは賄いきれません。

スギ花粉アレルギーで辛い季節ですが、仕事の合間に出来る限り演奏に行って、楽しい気持ちになっていただければと思います。春の歌をたくさん用意しましょう。
早くコロナウィルスが収束することを祈りましょう!

2019年イタリア旅行(6−3)ボローニャ 5回目のディナー

 << 12月12日(木)>>

この日は朝からモデナの町へ行き、観光してボローニャに戻ってきました。
予定より早めの16:10着の電車で戻り、アパートでゆっくり休憩しました。みぞれや小雨の中を一日歩き回って疲れました。

夜はバスでボローニャの旧市街に出ました。バス停はアパートのすぐ近くにあり、旧市街まではバスに乗れば10分足らずです。
雨も上がって、夕暮れの旧市街は賑やかでした。
ボローニャの街も裏通りは古めかしく風情があります。

ウィンドウショッピングしたり、お土産を買ってから、マッジョーレ広場近くのお店に入りました。TRATTORIA PIZZERIA LA MELA という庶民的な居酒屋でした。LA MELAとはりんごという意味です。
ワインのメニューから、地元ロマーニャの赤ワインを選びました。そうしたら、近郊のイモラという場所のワインでした。

ザクロと小鳥のラベルが綺麗です。


とても良いワインでした。
そして、この店は食器が可愛いです。

お店の内装も落ち着いた雰囲気でした。陶器のタイルを使った壁が素敵です。

最初に頼んだトマトのブルスケッタが凄く美味しくて、感動!
トマトの味が濃いし、パンも程よい硬さで、オリーブオイルの香りが素晴らしかったです。塩味も絶妙。思い出すと、また食べたくなります。
ルッコラと一緒に3個乗って来たのに、慌てて食べて写真を撮り忘れました。


そして、肉のグリル盛り合わせ。
鶏、豚、牛、そしてサルシッチャ(ソーセージ)が塩だけで焼いてあります。

次に、四種のチーズのピザ。

赤ワインにぴったりの美味しいお料理で、大満足。

店員さんはデザートを勧めてくれたけれど、お腹一杯で無理でした。
ワインは23ユーロでした。この旅行で一番高いワインになりました。
でも、料理の内容やワインの質を考えると日本より安いです。
これがフィレンツェやローマになるともっと高いのでしょうね。ボローニャは物価全体が安いです。

それから旧市街を散歩して帰りました。晴れて、月が出ていました。
とても素敵な写真が撮れました。
マッジョーレ広場とサン・ペトロニオ聖堂

ネプチューン広場
ボローニャの斜塔
クリスマスシーズンのボローニャ はお勧めです!

続く。


2020年2月27日木曜日

2019年イタリア旅行記(6−2)モデナ観光 午後 ランチ、フェラーリ博物館

 << 12月12日(木)>>

朝からボローニャを電車で発ちモデナに到着しました。みぞれの天気で寒かったです。
午前中は世界遺産の大聖堂やモデナ旧市街の市場を観光しました。全部徒歩です。

モデナでのランチは、地元の食堂といった雰囲気のTrattoria ALDINAに行きました。市場のすぐ近くです。

 お店は階段を登って2階です。


時間が早かったのですぐに席に案内されましたが、瞬く間に満席になりました。
お店の人にメニューをお願いしたら、「Voice menu!」と言われました。そして今日の料理をペラペラと説明し始めたのには驚きました。でももう数日イタリアに居てだいぶ慣れていたので、何とか注文できました。
サラダと赤ワインのグラス。そして夫はニョッキ、私はスープトルテリーニ。

ニョッキの上には名産のバルサミコ酢がたっぷりかかっていました。

熱いスープが冷えた体に嬉しかったです。ジワッと美味しかった!

食後に何か注文しようと思いましたが、満席で店員さんが忙しく、無理でした。

入り口近くでは、空席待ちの人が並んでいました。

ぎっしりと並んだ席をかき分けながらレジまで行き、支払いを済ませました。
29ユーロ!この旅行で一番安かった食事です。
帰りにお店のカレンダー2020をくれました。

外にも入りきれないお客さんが待っていました。後でガイドブックを見たら、郷土料理の店として紹介されていました。人気店なのですね。入れてラッキーでした。

お店を出て、また街歩きを始めました。
でも昨日かなり疲れていたので、予定より早くボローニャに戻ろうと思いました。
先ず、グランデ広場に戻って観光案内所に行き、バルサミコ酢のお店を教えてもらいました。係りの女性が「ここね〜」と地図に丸を付けてくれましたが・・・

でもうまく見つからずに、結局グランデ広場の屋台に出店していた地元の生産者から買いました。英語が全く話せない店員さんでしたが、身振り手振りでお買い物終了。

それから、エステ家の美術館を見学するのは中止して、鉄道駅に近いフェラーリの博物館だけ見学する事にしました。
クリスマス飾りの街並みを歩いてエンツォ・フェラーリ博物館に向かいました。








途中にエステ家の宮殿Palazzo Ducaleの前を通りました。


その庭園は市民公園として公開されています。

 その中を抜けて駅の方角へ歩きました。
小雨模様の12月の庭園は人がいませんでした。


15分ほどで、目的地に到着です。

入場料は一人16ユーロでした。なかなか高い!
チケットの表
チケットの裏

中に入って、素晴らしい展示にびっくりしました。

巨大なドームの中にゆったりとフェラーリの歴史的名車が年代順に展示されています。
 解説もたくさんあります。



しばらく観ていると、会場が暗くなって、スクリーンが現れ、フェラーリ氏の若い頃からの伝記映画を上映してくれました。入場者はまばらだったので、好きな場所に座ってゆっくりと観られました。

 バックミュージックは同じくモデナ出身のテノール歌手パヴァロッティの歌声でした。高級感溢れる場違いな状況にちょっと気後れしてしまいました。
ちなみにパヴァロッティのお葬式は世界遺産であるモデナの大聖堂で行われたそうです。

今回、イタリアで観てきた中で唯一現代的な場所でしたが、イタリア人のデザインセンスの良さが感じられました。





モデナの町は世界遺産のある旧市街でも、駅前でも、人通りが少なく落ち着いていました。季節的に観光客が少ないのですね。人混みが苦手な私たちには街歩きが楽です。たくさん歩いても汗をかかないので消耗しません。寒さも日本の関東地方と大差ありません。

 駅まで10分ほど歩いて、15:38モデナ発の電車に乗りました。

買ってあったチケットはもっと遅い時間の電車でしたが、指定席ではない普通電車ですし、車掌さんがチェックに来ないので大丈夫でした。
 16:10にはボローニャに着きました。
駅の構内にあるスパーで買い物しました。 ここは便利で、滞在中何度も行きました。


荷物を置きにアパートに戻り、一休みしてから夕暮れのボローニャ旧市街に買い物と食事に出かけました。

続く。