2024年3月31日日曜日

2024年スペイン旅行記(14)帰国・最終

  << 2月20日(月)>>

前日にバレンシア空港からイスタンブール空港に移動しました。

イスタンブール空港のトイレには和式があります。名前は「スクワット・トイレ」納得です。

イスタンブールで約3時間の乗り換えです。

現地時間 02:40 発の羽田行きに乗ります。イスタンブール空港はとても広いので、3時間あっても油断できません。どんどん歩いていかないと!



無事にセキュリティーチェックも通過して、予定通りの時間に乗り込みました。ゲートはB17でした。

トルコ航空の長距離フライトの場合、私たちはいつも一番後方の席を有料予約します。2人だけの並び席で、後ろに人がいないから座席を倒すのに遠慮が入りません。トイレもすぐ近くです。

4人並び席の奥に入ってしまったら、窮屈ですしトイレに行くのも大変です。2人で往復1万円ちょっとですが、10時間以上のフライトなので少しでも過ごしやすくしたいです。ビジネスクラスよりずっと安いしね。

機内食を食べて、レスタミン錠剤を飲んで、ぐっすり眠りました。


出発の時に少し遅れたので、約30分遅れて羽田に無事到着しました。2月20日(月)20:20でした。



荷物もちゃんと受け取り、レンタルWifiを返却してスムーズに帰宅しました。
カタツムリ達も元気でした!

今回は今までで一番長い旅でした。12泊15日です。今後これ以上の長旅は無いでしょう。良い経験でした。

個人旅行は朝ゆっくり過ごせるし、好きなものが好きな時に食べられるし、気楽です。体力に合わせて観光できます。
反面、危険な事も困った事も全て自分たちで対処しなければならないので、大変な場合もあります。
だから無理しないで、最初から危ないところには近寄らないように、下調べをしっかり行います。半年以上計画を練ります。慣れてくると気持ちが緩み、バレンシアの最終日はハラハラしました。でもそれも良い思い出です。
夫婦2人で助け合いながら何とか無事に帰国しました。本当に楽しかったです。

バレンシア地方は暖かく、ワインが美味しく、人も穏やかで良いところでした。またいつか訪れたいと思います。バルセロナやマドリッドはもう行かなくても良いかな。アンダルシアも複数回訪れたので、スペインで残るはバスクですかね。

次回はどこに行きましょう?

終わり。

2024年スペイン旅行記(13)帰国・バレンシアからイスタンブールへ

  << 2月19日(月)>>

2/6(火)の羽田発トルコ航空深夜便でイスタンブールで乗り換え、バレンシアを経由して2/7(水)に電車でアリカンテに到着しました。アリカンテに6泊し、2/13(火)にバレンシアに移動しました。

無事に12泊の行程を終えて、バレンシアの宿を12:00にチュックアウトしました。これは遅い方で、10:00チェックアウトの宿が多いです。最後の朝ごはんを食べて、荷造りする時間に余裕があって良かったです。

旅行中使用していたスリッパは捨てていきます。お世話になりました!


最初に鍵が置いてあった玄関に、また鍵を置いたままドアを出ます。これでチェックアウト完了。

ドアを出たところにエレベーターがあります。


建物の外に出て、ゴミを捨てて、

目の前のメスタージャスタジアムにも「さようなら」。

空港には午後3時ぐらいに着けば良いので、近くで昼食にしました。
バレンシアで何度も飲んだお気に入りのビールで最後の乾杯です。
トルティージャ(スペインオムレツ)のサンドイッチを食べました。
【Midpoint】というカフェです。宿の直ぐ近くでした。徒歩3分!


ランチタイムにはまだ早くて、メニューは限られていました。


食後にチーズケーキを1つ注文したら、スプーンを2つ付けてくれました。

本当はこのボードに手書きされたランチコース(12.5€)が食べたかったのですが、13:30~ということでした。
スペインは昼食も夕食もスタートが遅いのです。

それから、地下鉄に乗って空港駅に向かいました。


バレンシア空港は明るくて南国ムードです。

トルコ航空のチェックインカウンターを探し、無事にチェックインしました。



遅延もなく離陸です。


バレンシア!スペイン!さようなら。

地中海の上を♪飛んで、イスタンブール♪に向かいます。
17:50 バレンシア空港発。所要時間は約4時間。

途中で機内食が出ました。私はパスタを選びました。茄子が入ったトマトソースで、チーズがたっぷりの濃厚な美味しさでした。ビールはハイネケンでした。
トルコ航空のCAさん、可愛いです

イスタンブール(トルコ)とスペインの時差は2時間です。

現地時間23:45にイスタンブールに着陸しました。空港ではタラップを降りました。

ここからいよいよ日本に向かいます。

続く。


2024年3月30日土曜日

2024年スペイン旅行記(12ー3)バレンシア6泊目の夕食

  << 2月18日(日)>>

この旅行の最後の夕食です。アリカンテ6泊、バレンシア6泊でした。今まで私が経験した海外旅行では、1番長いです。

朝から一日バレンシア観光で歩き回り、宿に戻って休憩しました。夕食は近所のレストランを探してありました。バレンシアのワインが飲めるお店です。

徒歩10分ぐらいの【Cocolinda】というレストランです。


バレンシアの地ブドウ「ボバル」で造られた赤ワインを注文しました。1本20€でした。


予約していませんでしたが、まだ時間が早かったので座れました。

牛肉のコロッケが、日本のメンチカツに似ていて美味しかったです。

オリーブやサラダ、

そして、鶏肉と野菜のグリルが宙吊りになっている面白い料理を注文しました。シンプルな塩味で美味しかったです。ワインにも合いました。
スペイン料理は庶民的なお店に行けばそれほど高額ではありません。全部で48€でした。日本円にして¥7,500ぐらいです。ワインを1本入れてですから、日本と比べると安いでしょう。
今は円安なので1€が163円ぐらいです。昨年は150円、もっと前は130円ぐらいだったこともありました。また戻らないかしら。


時間が経つと混んできて、若い人たちで盛り上がっていました。バレンシア最大のお祭り「火祭り」がもう直ぐなので、打ち合わせでもしているのでしょうか?お面を被っていました。



帰り道は暗くなって街路灯が点り、綺麗な街並みでした。旧市街に比べると旧城壁の外側の地域はすっきりと広々しています。






自分の住んでいる家の近くがこんな景色だったら嬉しいのに!
バレンシアに住みたくなります。


さて、明日は帰国です。

続く。



2024年3月29日金曜日

2024年スペイン旅行記(12ー2)昼食とバレンシア観光・午後

  << 2月18日(日)>>

バレンシア観光最終日の午前中は【Quart Towers】や【バレンシア先史時代博物館・民族学博物館】を見学しました。

次の教会見学までの時間に旧市街で昼食にしました。訪れたのは古い家屋を改装したカフェです。

【Cafe Infanta】

ビールのおつまみに日本のあられが出てきて驚きました。


レトロな内装の素敵なお店です。

大豆ミートのハンバーガーを食べてみました。なかなか美味しいです。



デザートに果物を頼んだら、オレンジ・いちご・キウイ・パイナップル・ブドウが綺麗にカットしてあり、どれも甘くて美味しかったです。

人気店のようで外のテラス席は混んでいましたが、店内はギリギリ座れました。

それから、午前中に調べておいたサン・ニコラス・デ・バリ教会に向かいました。日曜日だからか、超有名スポットだからなのか?混んでいました。チケットを買うための行列です。

3年の修復期間を終えて、2016年から公開されているそうです。「バレンシアのシスティーナ礼拝堂」と言われ、ゴージャスです。

英語のオーディオガイド付き入場券は1人7€でした。年金受給者割引でした。普通は10€のようです。2/14に既に見学した世界遺産「ロンハ・デ・ラ・セダ」も、このチケットで入れるということでした。知らなかった!



あまりに凄い装飾とたくさんの観光客で、呆気に取られてしまいました。


17世紀のゴシック様式で、豪華なフレスコ画です。




旧市街の中の小さな狭い教会ですが、本当に大勢の観光客でした。教会から思い浮かぶ『質素・清貧』からはかけ離れた宮殿のような場所でした。
パイプオルガンの音色が聴きたかったな・・・。


教会を後にして、街歩きをしながら宿に戻ることにしました。旧市街は狭い路地が入り組んでいて、GoogleMapがうまく機能しません。高い石の建物に囲まれるとダメです。

相当迷いながら、街外れの【コロン市場】に向かいました。教会から約1.5キロで、30分ぐらいかかって到着しました。青い空に美しい建物が映えます。

この市場は、現在はフードコートになっています。

コロン市場の中にあるカフェ【 Daniel 】で、バレンシアでよく飲まれている豆乳飲料のようなものを試してみました。ガイドブックにも載っている【HORCHATA / オルチャタ】です。とても甘いです。


タイガーナッツという地下茎の搾り汁だそうです。甘くて、私には美味しくありませんでした。砂糖を加え過ぎです。

オルチャタを飲ませる店を、オルチャテリアというそうです。

オルチャタを売る自転車ワゴンカーも展示してありました。昔はこれで街中を売り歩いたそうです。

コロン市場から歩いて宿に帰りました。15分ほどでした。よく歩きました!
夕食まで休憩です。

続く。