2024年3月15日金曜日

2024年スペイン旅行記(8ー2)バレンシア観光・午後

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バレンシア観光の初日午前中はバレンシア美術館をじっくり見学しました。バレンシアの街は中心地域の旧市街と、旧城壁の外側の新市街に分かれています。私たちの宿は新市街になりますが、城壁のすぐそばでした。旧市街へは徒歩でも20分ぐらいで行けます。

昼食休憩を旧市街のレイナ広場で済ませ、バレンシア  サンタ・マリア大聖堂に参拝しました。レイナ広場に面して建つ美しい聖堂です。


現在はキリスト教カトリックの聖堂ですが、昔はムーア人のモスクとして使用されていたそうです。13世紀から15世紀の間に建設されました。何世紀にもわたって建設が続いたため、ゴシック様式だけでなくロマネスク様式、ルネサンス様式、バロック様式、新古典主義様式などが混在しているそうです。

入場料は一般1名9€ですが、年金受給者は6€でした。イヤホンのガイドが付いています。

バレンシアの観光名所No.1なので混んでいました。でも待たずに入場できました。







教会というより、美術館のようです。


イヤホンガイドには日本語は無く、英語を借りました。私はわからないので、夫が聞いて解説してくれます。

イエス・キリストが最後の晩餐で使用したカップだと言われている盃が飾られています。この聖堂の重要ポイントです。



大聖堂を見学した後は、近くにある世界遺産の建物『ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ / La Lonja de la Seda』に行きました。15世紀後半に建てられた絹の証券取引所です。当時のバレンシアの経済力の大きさが偲ばれます。
こちらも入場券は年金受給者割引で1名1€でした。助かります。


オレンジの実る中庭にはイスラム風の噴水がありました。

15分ほどの動画解説(英語・スペイン語)があります。



天井がとても高く、装飾が素晴らしいです。


ねじれた形の巨大な柱に支えられた大広間が有名です。
天井の細かい装飾も見事でした。
バレンシアでここだけが唯一の世界遺産です。


それから旧市街のカフェで休憩しました。お米でできた甘いプリンのようなお菓子を食べました。日本には無いタイプです。バレンシアは古くからお米文化が根付いている土地です。


この日はバレンタインデーだったので、お店の中には赤いハート型の風船がたくさん飾られていました。

Postres というのがスペイン語のお菓子です。Arroz con Leche がお米のお菓子。

旧市街を散策して、立派なバレンシア市庁舎に到着。
中にある観光案内所で無料の市街地図をもらいました。

『 i 』のマークがインフォメーション(観光案内所)です。

市庁舎の前は広々とした噴水広場になっています。


近くのバス停の中から宿の方に向かう路線を探して乗車し、無事に帰りました。夕食まで休憩です。

続く。


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