2019年6月27日木曜日

2019年ポルトガル旅行記(7−1)レロ書店、クレリゴス教会、大聖堂

 << 5月12日(日)>>

5/6(月)から夫と母と三人でポルトガルへ行きました。
リスボンに4泊してから、5/10にポルトへ電車移動しました。
母は前日休養日で、昼食と夕食以外はホテルで過ごしていました。

この日の午前中は、朝ホテル前にタクシーを呼んでもらい、ポルトの有名観光地であるレロ書店に向かいました。ホテルから1キロぐらいの距離なのですが、歩くと急な上り坂ばかりなので母には無理でした。

内装が美しいことで知られる1869年創業の書店で、正式名称はレロ・イ・イルマオンです。本屋なのに入場料がかかります。
ガイドブックでは4ユーロでしたが、5ユーロに値上がりしていました。このチケットを買うのに、少し離れたオフィスまで行って並んで買いました。そこにはロッカーがあって、大きな荷物は預けなければなりません。

この書店に入るのも行列で、入場制限があります。


レロ書店の解説はこちらです。

ハリー・ポッターの作者が英語教師としてポルトに赴任していた時に通った店だそうです。私はハリー・ポッターには興味は無いのですが、母は大好きなのでここに来たかったのです。
 昨年は夫と二人で前を通っただけでした。

 チケットの代金は本を買えばそれにあててくれます。しかし、文房具はダメです。それに一人1枚の利用で、まとめては払えません。なかなか強気の商売ですが、観光客で溢れているところを見ると、まだ値上げしそうですね。


 ポルトの観光名所として大人気です。お土産商品も色々あります。母は楽しそうに、お友達に軽めの文房具を選んでいました。
夫は最近長男が生まれた甥のために、大きな絵本を買いました。

レロ書店を出て、歩いてクレリゴス教会へ向かいました。ほんの3分ほど歩けば、有名なクレリゴスの塔が見えてきます。
この日も晴天で暑くなりました。

 塔は細い階段を登っていくため母には無理です。私たち夫婦は昨年登りましたが、混んでいることもあって大変でした。
 教会の中だけ、参拝しました。無料です。
クレリゴス教会の解説はこちらです。



 外は暑くても教会の中はひんやりしています。休憩できました。

クレリゴス教会を出たところで、タクシー配車サービスのUberを呼んで、ポルト大聖堂へ向かいました。
タクシーの中からポルトの街を眺めると、こんな風情です。

大聖堂は高台にあるので、クレリゴスの塔や宿泊しているホテルが見渡せます。



 大聖堂の前に犬を連れた人が居て、その犬が母に懐いていました。可愛い子でした。

ポルト大聖堂は、日曜日のミサで残念ながら入場できませんでした。





 大聖堂前の広場には大勢の観光客がいました。

ホテルまで下り坂なので、母の歩調に合わせてゆっくりと歩いて戻りました。


ホテルに帰る途中で、この日の夜のためにホテル近くのレストランを予約しました。
母は昼食はとらずに、部屋で果物などを食べてお昼寝です。午前中の観光だけで疲れてしまうのです。

母をホテルまで送ってから、私たち二人はランチに出かけました。
昨年も行った、お米料理の店です。ホテルから歩いて3分の近さです。

 夫はポルトの庶民的な人気メニューである【フランセジーニャ】にしました。中にステーキの入ったクロックムッシュです。
そして、 チキンサラダと赤ワイン。

私は【鴨の炊き込みご飯】これもポルトガル名物です。

どれも美味しかったです。最後はさっぱりとトニックウォーター。
 満足してお店を後にし、一度ホテルへ戻ってレロ書店で買った本を置き、休むことにしました。
午後は、昨日入れなかったボルサ宮へ行く予定です。

続く。





2019年6月25日火曜日

6/19 wed. グループホームMでの演奏(Miho&Kana☆エンジェルズ)

 << 6月19日(水)>>

いつも通りピアニストMihoさんのお宅に午前10時に伺い、練習してからグループホームに向かいました。11時から約50分の演奏でした。

先ずは涼しげな海辺の歌を何曲か演奏しました。
オカリナも聞いていただきました。


前回は荒天のためアコーディオンを持って行かなかったのですが、この日は大丈夫でした。


最後の青い山脈の時に、踊って下さる方がいらして、また盛り上がりました。




この施設には認知症の高齢者の方が9名入所していらっしゃいますが、入浴したり、ベッドから起きて来られない方もいらして、全員が揃って参加できません。リビングのソファーやカウンター席に座って参加される方は5名ぐらいの時もあります。
それでもこのように踊って下さったり、大きな声で歌って下さったり、「この歌は学校でよく歌った」などとお話しして下さったりすると、少ない人数でも演奏に行く甲斐があります。

Mihoさんには貴重な時間を割いて一緒に来ていただき、申し訳ないのですが、
「私の両親は、私の演奏が人に喜ばれることを望んでいましたから」と言われて、快く付き合ってくれます。本当にありがたいです。

次回は7月です。夏の歌をたくさん用意しましょう。

2019年6月24日月曜日

2019年ポルトガル旅行記(6−3)カレム ファドショー ワインバー

 << 5月11日(土)>>

ポルトにはポートワインのセラー(醸造所)がたくさんあり、試飲や見学のツアーを行っているところも多いです。その中で人気のセラーCalemを予約してありました。HPはこちらです。

夕方6時半のスタートで、セラー見学した後試飲しながらファドを鑑賞するコースです。
ホテルからカレムのあるドウロ川対岸まで路線バスで行けるので、近くのバス停で待っていました。ところがバスが来なかったのでタクシーを拾って行くことにしました。

うまくタクシーが拾えてホッとしたのですが、対岸へ渡る橋に向かう道路が、何故か通行止めでした。それで路線バスも来なかったのです。タクシーの運転手も知らなかったようでした。

対岸に渡るためには、遠く離れた別の橋を渡らなければなりません。運転手は申し訳なさそうにしていましたが、なるべく早く到着したいのでお願いしました。

 見えてきた橋は、午前中に夫とトラムに乗って近くまで行ったアハビダ橋でした。

 橋を渡り、対岸のカレムまで急いでもらいました。

到着した時はツアーは始まってしまって、ファドのショーだけ参加しました。
ポルトガルギターとギターの演奏から始まりました。ポルトガルギター奏者は昨年とは違う人でした。

女性歌手も昨年とは違いました。

男性歌手は同じ人でした。

美味しいポートワインです。



ポートワインの大きな樽。

ショーが終わって外へ出たのは午後7時を過ぎていましたが、まだ真昼のように明るいです。

カレムの前はドウロ川です。

それから、橋を歩いて渡りました。

渡ったところにあるワインバーは昨年も入ったのですが、今回もうまく席が空いていました。それも昨年と同じ席でした。


ポルトガルの白ワインを1本 頼み、母はポートワインを飲んでいました。

ポルトガルのチーズやハムの盛り合わせです。

 段々と暮れてゆく川べりを眺めながら、素敵な時間を過ごしました。

 お店の名前は Bucchus vini ヴァッカスヴィニです。

すっかり暗くなって、対岸のカレムのネオンがよく見えます。

ポルトで一番の繁華街カイス・ダ・リベイラは、土曜日の夜ということもあって、賑わっていました。

対岸の高台には、午後に登ったピラール修道院のライトアップされた姿が見えます。

本当に、すごい賑わい方です。きっと深夜まででしょうね。

私達二人だけなら歩いてホテルへ帰れるのですが、母は無理なので、タクシーを頼みました。
Uberという配車システムです。iPhoneのアプリを日本でダウンロードしておいたので、すぐに来てくれました。ポルトガルはUberが利用しやすいことをネットで知り、困った時は使おうと思っていました。支払いはカードを登録してあるので、現金は必要ありません。便利です。

ホテルに戻ると、昨年世話になったマリアというスタッフが勤務していました。覚えていてくれて、記念撮影です。

マリアにポートワインをサービスしてもらいました。
母は一日ゆっくり休養したので、明日からまた一緒に観光できそうです。

続く。