2019年6月19日水曜日

2019年ポルトガル旅行記(6−1)ポルトの路面電車No.1

 << 5月11日(土)>>

5/6から母と夫と三人でポルトガルに来ています。初めはリスボンに4泊し、5/10にポルトへ電車移動しました。

この日、母は完全休養日でした。毎日午前中だけ観光して、午後はホテルで休んでいましたが、それでも88歳の身には疲れが溜まっています。腰も痛いようでした。

朝食は母と一緒にとり、そのあとにホテルの庭の展望台に上ってみました。


豪華な朝食の部屋

 昨年は同じホテルに泊まっていながら上っていなかったのです。
 リスボンでは雨ばかりでしたが朝から良いお天気で、世界遺産であるポルト歴史地区が見渡せました。上の棚はキウイフルーツでした。実が成っていました。


その後母は部屋に戻り、私たちは観光に出かけました。
先ずポルトの公共交通の乗車券を買いに近所のメトロ(地下鉄)の駅に 行きました。
アンダンテカードという、Suicaのようなカードです。10回乗車券が12.6ユーロでした。バスとメトロに使えます。自動券売機のそばには係員がいて、手伝ってくれました。

美しいポルトの旧市街を歩いて、ボルサ宮に向かいました。バスだと1駅なので歩いてしまいました。

徒歩10分ほどで到着です。ところが、残念ながら臨時休館していました。ガイドブックによれば、土曜日は開館日なのですが・・・。
ボルサ宮前の広場にはエンリケ航海王子の銅像が立っています。良いお天気で、きれいな写真が撮れました。


がっかりして周囲を見渡すと、近くに素敵な教会が見えました。

サン・ニコラウ教会です。

 入り口からのぞいてみると、自由に入れるようです。


小さな町の教会ですが装飾は美しく、静かでとても落ち着けます。日差しの強い中を歩いてきたので、ひんやりした教会の空気の中でしばし休憩させてもらいました。




 訪れている人はいませんでしたが、瑞々しい生花が飾られていました。


お祈りをしに来た方もいらっしゃいました。

教会の中で次に行くところを相談し、リフレッシュして、出かけました。
次はポルトの名物路面電車(トラム)に乗りに行くことにしました。ニコラウ教会から歩いてすぐのInfante駅です。

ドウロ川沿いを海に向かって往復するこのNo.1路線は観光客に大人気です。

 トラムは20分間隔で運行していますが、待っている人が多くてなかなか乗れません。


 ようやく順番が来ました。運転手さんからチケットを買います。往復6ユーロはなかなか良い値段です。

レトロな車内です。リスボンのようにいたずら書きが無いのが嬉しいです。


 窓の外にはドウロ川。

母とランチをしなければならないので、時間が無くなってきました。終点まで乗るとお昼までにホテルに戻れないので途中下車しました。

 車体にはアズレージョの装飾があり、広告はありますがお洒落な電車です。リスボンの落書きだらけのトラムやケーブルカーに比べて、何と素敵なことでしょう!

海に近いアハビダ橋が見えます。木陰が爽やかです。


引き返す電車の車窓から、庶民的なポルトの街並みが見えました。


そして、母の待つホテルに急ぎ足で戻りました。

続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿