5/11 mon. 南イタリア旅行 第６日目

  << ５月１１日（月）>>
アグリジェント（シチリア島）の朝です。美しい！
浜辺に建つホテルのプールサイドで、朝食前にオカリナを演奏してみました。
波と風の音と一緒に古いカンツォーネです♪

動画：砂に消えた涙

立派なリゾートホテルでしたが、滞在時間が短くて（夜７時〜翌朝８時）ゆっくり出来なかったのが残念です。一日このホテルで過ごせたら良いのにね。

それから朝一番に、前夜ライトアップに訪れたギリシア神殿の谷遺跡（世界遺産）に向かいました。

本日も晴天なり。乾いた熱風も吹いていて砂漠のようです。

広大な敷地に遺跡群が点在しています。

照りつける太陽と強風の中を約１時間歩いて回りました。

アーモンドの木の並木道です。毎年春にはピンクの桜に似た花が咲き、

日本のように花祭りをしてお花見するそうです。

アグリジェントの神殿の谷遺跡の解説

満開のオリーブの花

夾竹桃

アロエ・サボテン・オリーブ

アーモンドの実

暑くて犬もぐったりです

砂漠の中に立っている気分・・・あつ〜〜〜

紫外線がきつくて素肌が出せません

強風で日傘が壊れました

あまりにも壮大でワイルドな神殿の谷遺跡を見学した後、駐車場売店でレモングラニテを買い、涼しいバスで一休み。

シチリア島西端のトラパーニへ移動です。約176キロ、バスで２時間半です。

ランチに立ち寄ったトラパーニのレストランでは、カジキマグロのグリルをいただきました。もちろん冷えた白ワインですね。

新鮮なタコのマリネが大好評。
とっても美味しかったです。

デザートは苺

お洒落なリストランテLa Stele でした。

お店の目の前はこんな綺麗な海
トラパーニの海の向こうはもうアフリカです

トラパーニは古代から伝わる製塩方法の塩田が有名です。

良質の塩を産出してきましたが、近年は廃れているそうです。

でも観光の見所として保存されています。

製塩に使われた風車小屋

トラパーニ周辺の地図
こんな所まで来る日本人は少ないかな・・・

トラパーニ製塩の説明

円錐形の塩の山です

本当に空が青くてきれい！

塩田の近くには観光案内所も売店も無く、塩を買いたかったのに残念でした。

そうしたら、バスの運転手さんが近くの大型スーパーマーケットに連れて行ってくれました。

イタリアのスーパーの中を楽しく回って、地元の生オレンジや雑貨を買いました。

でも地元の塩は無かった。

 美味しそうなチーズやワインや生ハムが安く売られていて、旅の途中なのが残念でした。

それから一路パレルモへ。シチリア州の州都の街です。

トラーパニから約２時間でした。車窓は田園風景が続きます。

パレルモの街は映画「ゴッドファーザー」のロケ地でもあり、マッシモ劇場の正面階段を見られるのを楽しみにしていました。街に着いて、マッシモ劇場に案内してもらったところ、やはり人気観光スポットで大勢の人が来ていました。階段に近づけないほどです。

それでも立派なマッシモ劇場を見られて感激でした。そしてパレルモの街歩きを楽しみました。夕方のメインストリートは賑やかで、市民や観光客で溢れ、活気がありました。

路上のグラニテやジェラート売り

街中の小さな教会を見学

美しいパイプオルガン 

パレルモの観光名所のひとつ『クアトロ・カンティ』四つ辻です。

パレルモの旧市街の中心地です。

パレルモの大聖堂カテドラーレ

この夜はパレルモからフェリーに乗って１泊し、ナポリに向かいます。

乗船の時間があるので、あまりゆっくり歩けなかったのが残念です。パレルモ旧市街の半分も観られませんでした。歴史のある大きな街で、見所がたくさんなので、またいつか訪れてみたいです。

ということで、パレルモ港に向かいます。

トラックやバスが何台も積める巨大フェリーです

船窓から見えるシチリアよ、さようなら！

船室です

私たちは７階

船内のレストランで飲んだシチリアの赤ワイン

翌朝６時にはナポリ港に到着する予定です。

ほとんど揺れを感じませんでした。良かった♪