昨年の今頃、山形県天童温泉にやはり二人で行って、温泉とさくらんぼ狩りを楽しみました。それで、母がまた果物と温泉の旅がしたいということで企画しました。
母は昨年暮れに左手首を骨折して、まだリハビリ中です。足腰も痛いので温泉に入るのが楽しみなのです。私も温泉は大好き!
山梨県笛吹市の石和温泉には新宿から高速バスで2時間足らずです。
6月30日(月)のお昼には石和温泉に到着しました。お天気は曇り。
そこからタクシーで近所の御坂農園へ向かい、桃狩りを楽しみました。
【ちよ姫】という早生品種の桃です。甘い! |
農園ではガイドさんが付いて説明してもらいながらもぎ取ります |
お土産用に2個取り、あとは食べ放題! |
広いハウスの中ではバーベキューもできます |
食べてもすぐ追加を持って来てくれます! 桃だけでお腹いっぱいのランチタイムです。 |
ブドウはまだこんなに青いですね |
御坂農園で桃狩りと桃食べ放題を楽しんだ後、タクシーでホテルに向かしました。
石和温泉はお湯が湧き出してから50年ぐらいの新しい温泉です。
ホテルふじ玄関前 |
そして早速温泉に入り、お昼寝。
その後6時から夕食です。
夕食は和洋中華のバイキング |
先ずは生ビールで乾杯! |
コックさんが目の前で揚げてくれる天ぷら、焼いてくれるステーキ、
そして、巨大なパルミジャーノの中で溶かしながら作ってくれるパスタなど、
豪華なお料理を少しずついただきました。
サラダやデザートも豊富で、とても全部を食べるのは無理!
山梨のワインを飲みながら、レストランで2時間ぐらいのんびりしました。
寝る前にもう一度温泉に入りました。
広いお風呂で手足を伸ばせるのは寛ぎます。
7月1日の朝は、晴れました。
朝風呂に入ってから、朝食を済ませ、チェックアウト。
それからホテルの車でさくらんぼ狩りに案内してもらいました。
ホテルから10分ぐらいの農園ですが、行く途中の道の両側は
桃・ブドウ・さくらんぼの農園が続きます。素敵な光景です。
農園の社長さんが自ら案内してくれました。
佐藤錦、ナポレオン、紅秀峰など。。。覚えきれないぐらい様々な品種があってびっくり!
昨年山形の寒河江にある農場では佐藤錦だけでしたので、驚きました。
食べ比べできて楽しかったです。
桜は桃より大きな木なので、ハウスも高くて広いです。
後でバスの運転手さんから聞いた話ですが、
この冬の大雪で山梨県の果樹農家は大きな被害が出ました。ところがこの社長さんは真夜中も降雪の中でずっとハウスの雪下ろしをして、24時間寝ずにハウスを守ったそうです!
種入れのカップを持って、農園の中を食べ放題 |
社長さんの頑張りでこんなかわいいさくらんぼがたくさん実りました。
味も甘くて爽やかで最高でした。一番お気に入りは紅秀峰かな。
さくらんぼ狩りの後は、ホテルの車で近所のワイナリーに送ってもらいました。
JR石和温泉駅近くの【モンデ酒造ワイナリー】です。
工場見学は無料です。
今はまだブドウが収穫されていないので、工場は稼働していませんが、
整然と並んだ機械や熟成タンクの管理室や保存庫なども見られます。
そして、試飲コーナー♪
赤・白・ロゼのワインや梅酒、ブドウジュースなどを無料で試飲できます。
もちろん全部制覇。
私は山梨特産の「甲州」という品種で作った辛口白ワインをお土産に買いました。
お昼になったので、地元の名産「ほうとう」を食べにいくことにしました。
歩いて10分ぐらいの距離ですが、母は足が悪いのでタクシーを頼みました。
ホテルのフロントがオススメの小作という立派なお店に入りました。
ほうとうは平たいうどんで、スープは味噌味。必ずかぼちゃが入ります。
地元の日本酒【七賢】とともに |
ほうとうですっかりのんびりして、それから歩いてすぐの高速バス石和のバス停近くの足湯で休憩。足湯はJR駅前にもあるそうです。
バスでは二人とも熟睡でした。ワインと日本酒でほろ酔いのお昼寝です。
あっという間に新宿に着きました。
山梨県は近いですね。
過去に甲府や勝沼、小淵沢は行った事がありましたが、石和温泉は初めてでした。
低い山々に囲まれた笛吹川の盆地で、良い水が豊かで、街の至る所に川や運河が流れています。
最近は不況で温泉街も寂しいと、タクシーの運転手さんが嘆いていました。
でも、ホテルにはたくさんのアジア系外国人ツアー客が来ていました。
箱根や日光のように国立公園ではないため、温泉でもホテルや施設が比較的安価です。
世界文化遺産になった富士山と組み合わせて、新しい観光客を呼べるでしょう。
豊富なフルーツ農園や地元ワイナリーも魅力です。
今回は足腰の悪い母と一緒であまり行動範囲を広げられませんでした。
次回は歩き回る旅を計画して、果樹園やワイナリーのハシゴをしたいと思います!
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