2020年8月31日月曜日

酷暑の8月でした

 今日で8月が終わります。

1日に長かった梅雨が明け、いきなり猛暑日が続きました。エアコンなしでは暮らせない毎日でした。熱中症で亡くなる方のニュースが毎日のように報道されていました。立秋後の残暑が厳しかったこと!!今日、31日になってようやく涼しい夜です。

8月も高齢者施設での演奏が10回に、自宅レッスンが3回あり、準備も含めて音楽漬けの日々でした。相変わらず新型コロナウィルスの影響で高齢者施設では面会やボランティアが禁止です。演奏に行けるのは職員の私だけなので、演奏を楽しみにしていらっしゃる高齢者の方々に喜んでいただきました。

それに、青いアコーディオンの修理と新しい(中古ですが)アコーディオンを購入して、アコーディオンを弾く時間も多かったです。ついに5台目です。5台弾き比べて遊びました。


ブドリオ(イタリア)のオカリナも練習してだいぶ演奏できるようになって来ました。

介護職員の仕事も週に2日は行ったので、あっという間の1ヶ月でした。

7月まで庭の手入れをしっかりしていたのに、暑くなって草むしりもできず、荒れてしまいました。私は蚊に刺されやすく、刺されるとすごく腫れて治るまで長引くため、蚊の発生している時期はなるべく庭に出ないようにしています。出たとしても短時間。

秋になって、長袖長ズボンで庭に出られるようになったら、また庭仕事に精を出しましょう!伸び過ぎた庭木の剪定も頑張らないとね。

そして、美味しい赤ワインをじっくり飲みたいですね。8月も勿論飲んでいたけれど、秋は食材が美味しくなるので、お料理も楽しみです。早くもっと涼しく、寒くならないかな!?




2020年8月30日日曜日

ブドリオのオカリナ

2018年12月にイタリアに旅行した時、ボローニャ近郊のブドリオでオカリナ工房に行きました。ブドリオはオカリナ発祥の地で、オカリナの聖地です。
その時のブログはこちらです。

そこで買って来たオカリナは、日本で作られているものとは穴の数が違っていたり、息の入れ方が難しかったりして、演奏活動ではあまり使っていませんでした。
Fabio Menaglioさんの Do 3 (アルトC )です。

しかし、何とか使いたいと思い、練習を重ねていました。
このオカリナに合う曲を探して、試行錯誤しました。
そして、最近になってようやく演奏できるようになって来ました。


高齢者の介護施設での演奏です。ピアノ伴奏を自分で録音し、CDにして持っていきます。

息をたくさん吹き込むタイプで、それだけに豊かではっきりした音色です。
低い音も安定した音程で演奏できますが、最高音のファはまだうまく出せません。
また、低い音のシとラ は、穴が無いので出ません。音域に制限があるので、選曲が一苦労です。
でも、せっかくイタリア製のオカリナを買ったので、少しずつ演奏曲を増やしていきたいと思っています。


2020年8月20日木曜日

8/19 wed. グループホームMでの演奏と、認知症の介護について

 << 8月19日(水)>>

8月1日に梅雨明けしてからずっと猛暑が続いています。
熱中症で亡くなる方が、都内では100人を越したとか。ほとんどが高齢者だそうです。

私の勤務するグループホームでは、室温管理に気をつけ、水分補給を徹底しているので皆さん何事も無くお元気です。

この日も午後1時半から約1時間の演奏でした。



オカリナの演奏も聴いていただきました。「川の流れのように」という曲です。
一人の女性利用者(80代)が、この曲が好きなのか演奏の間にずっと不規則な手拍子をされたので、ここでの動画は挙げられません。




認知症の高齢者の施設ですので、色々なことがあります。
手を叩き続けるという行為の他、足を踏み鳴らし続けたり、お配りする歌詞の紙を小さく折り畳んでしまったり、ポケットに入れて返してくれなかったり、隣に座っている人に攻撃的になったり、、、。
でも、ご本人にとっては音楽に反応して、理由のある行為なのでしょう。

認知症という脳の病気は、まだ解明されていない部分が多いそうです。日本の65歳以上の高齢者の15%が患っていると言われています。

初めてこの施設で演奏をしたのはもう10年以上前ですが、重度の認知症の人の行動や心理症状を目の当たりにし、「人間はこんなに壊れてしまうのか?」というショックがありました。
そして五年前に介護職員として関わるようになってからは、人としての尊厳を大切にしながら接する事の難しさを感じます。職員の皆さんに教えていただき、自分でも勉強し、認知症への理解を深めて来ましたが、いざ介護現場で混乱している生身の人間に対峙すると、困惑することもあります。

「徘徊、不穏、暴言、暴力」について、全ては病気のための言動なのですが、家庭で介護している場合は家族の驚きや苛立ちや悲しみがいかばかりかと思います。
施設に入ることができて、知識のある介護職員に見守られている方は幸せだと思います。新型コロナウィルスに加えて、猛暑による熱中症も高齢者には危険な要素です。自宅では大変でしょう。

グループホームは定員9名の家庭的な施設ですから、演奏に行く時は「うちのおばあちゃん、おじいちゃん」という親しい心で接したいと思います。【演奏を聴かせる】のでは無く、【親戚が練習しているのを聴いて一緒に歌っている】ような自然な雰囲気にしたいです。
「音楽の時間が一番楽しいよ」と声をかけて下さる方もいらして、少しでも楽しい気持ちになってもらえて嬉しいです。早く秋の曲を歌いたいですね!

2020年8月13日木曜日

新しいアコーディオンと、青いアコーディオン復活

先日、青いアコーディオンのバンド類が痛んでいたので、修理に持っていきました。
場所は東京都足立区葛西のベイアコです。うちから車で2時間ほどです。高速道路は使わずに。
そこで、陳列してあった中古アコーディオンのなかに5キロ台の可愛い26鍵盤を見つけました。ホームページでは時々見ていたのですが、実際に弾かせてもらい、すっかり気に入りました。
そして。。。

2020年8月12日に我が家にやってきました。
ドイツのホーナー社の楽器ですが、製造はイタリアだそうです。約40年前のものです。
本革のバンド類は同じ色で統一され、経年劣化していますがまだしっかりしています。
色は【エンジ色】でしょうか。
小さいので音もそれなりですが、音質は素直で伸びやかで、明るいです。よく鳴ります。
ベイアコの技術者・原田さんが丁寧に調整して下さっているので、弾きやすいです。
何より軽い!楽ですよ。 これを担いで都内のアイリッシュ・セッションに行きたいです。今まで、自分の楽器を持って行く事は大きくて重すぎて無理でしたが、5キロ台ならば行けそうです。小さな背負型バッグも一緒に購入しましたから。

正式名称はHOHNER STUDENT  IV N です。
今はもう製造中止している機種です。


さて、青いアコーディオンも原田さんの調整・調律で見事に変身しました。
この楽器は2012年4月にアメリカの楽器店から個人輸入業社セカイモンを通じて購入したものです。Blue Canaryのバンド活動に、どうしても青いアコーディオンが欲しくて買いました。有名メーカーではなく、Bonetti という知らない名前です。私の持っているイタリア製のアコーディオンに比べると、蛇腹の反応が良くないし、音色もスカスカしている感じでした。値段も新品なのにかなり安かったです。でも、それなりに弾けるので Blue Canary のライブでは活躍していました。

原田さんの見立てでは、中国製で、使用部品は安価なものが使われているという事でした。それでも一生懸命調整をして下さり、良い部品に交換してもらい、戻ってきました。
弾いてみると、反応が良くなっていました。軽く蛇腹を操作しただけでスッと音が出ます。別の楽器みたいです。バンド類も全て新しくして、弾きやすくなりました。
この青は8キロあります。重いです!

これで我が家のアコーディオンは5台になりました。
2004年1月に買った黒い EXCELSIOR がスタートです。
ステイホームでも楽しいです♪


2020年8月12日水曜日

8/10 mon. Kデイサービスでの演奏#20

 << 8月10日(月・祝)>>

山の日だそうです。午後2時から45分ほどの演奏でした。
残暑厳しき猛暑日でした。

オカリナも聴いていただきました。

 デイサービスは通所介護施設で、利用者さんの顔ぶれも少しずつ変わります。
でも一番前で聴いてくださる男性はずっと来ていらっしゃいます。今回でちょうど20
回目でしたが、いつもハキハキとお話しして下さいます。大きな声で歌い、手拍子や拍手も真っ先にして下さいます。
 いつまでもお元気でいて欲しいですね。


2020年8月8日土曜日

8/7 fri. グループホームMでの演奏

  << 8月7日(金)>>
午後1時半から約1時間の演奏でした。

8/1に梅雨明けしてから連日厳しい暑さが続いています。でも施設の中は快適な温度に保たれています。皆さん長袖を着ています。スタッフは動き回って暑いけれど、じっとしているお年寄りは寒がりです。


オカリナも聴いていただきました。ブドリオで買ってきたファビオさんの赤いオカリナです。だいぶ慣れてきましたが、音域によっては演奏できない曲もあります。
軽快な曲なので、手拍子をして楽しむ方もいらっしゃいました。
以前は大きな声で歌っていらしたIさんは、最近認知症の終末期となり、居室で横になっている時間が長くなりました。でも、この日はスタッフがホールまで誘導してくれました。
歌を歌う事はできないけれど、耳を傾けて、涙を流していらっしゃいました。心に響く何かがあったのでしょうね。
いつも踊り出す男性は、このところ不穏な状態が続いているのですが、青い山脈に合わせて立ち上がって体を動かしていました。
認知症と言っても色々なタイプがあり、9名それぞれが症状も薬も違います。またどんどん変化していきます。この日は入居者9名中8名がホールに来て一緒に音楽を楽しみました。
次回はどうなっているかな?

2020年8月7日金曜日

立秋

今日は、暦の上では立秋です。

しかし【梅雨明け十日】という言葉があるように、猛暑が続いています。蝉の合唱が賑やかです。
今年は梅雨が長くて、しかもしっかりと雨ばかりの日々だったので、お日様に当たるのは嬉しいことのように思います。蝉や他の動植物もそうでしょうね。

8/1に梅雨明けして、もう立秋か・・・。短い夏です。
最近夕方早くに暮れます。

八百屋さんに初物リンゴ「夏緑」が出たので、早速買いました。
小学生の頃、学校の長野県の寮に夏休みの宿泊学習に行って、おやつに緑色の硬いリンゴを食べた記憶があります。とても美味しくて、あの甘酸っぱい感覚が忘れられません。
これは青森産ですが、長野でもまだ作っているのでしょうか。

まだまだ暑い日が続きそうです。
でも季節は確実に進んでいます。
もうすぐツクツクボウシが鳴くでしょう。
近所の田んぼでは稲の花が咲き始めています。

2020年8月2日日曜日

8/1 sat. グループホームMでの演奏

 << 8月1日(土)>>

私の勤務する高齢者施設で演奏しました。13:30から約1時間です。
先月は9回も演奏に行きました。
今月もほぼ毎週です。

この日は気象庁から梅雨明け宣言が出されました。朝から晴れて良いお天気です。ようやくですね。まだ真夏の暑さではないので過ごしやすいです。

8月の1回目は山や海の歌を選びました。



オカリナ演奏も入れて、軽快な曲を聴いていただきました。

皆さん楽しそうに手拍子をしたり、リズムを取ったりして聴いていらっしゃいました。
1時間があっという間です。

新型コロナウィルス が未だに感染を広げているので、8月も家族を含め面会禁止です。ボランティア演奏や、町内の老人会のカラオケ会も中止なので、歌や楽器を楽しむ時間は私の演奏のみになります。ピアニストのMihoさんも施設には入れません。

一体いつまでこの状況が続くのやら、先が読めません。
私は自分や家族の健康を大切にして、自分のできることを淡々と進めて行くだけです。
今まで培ってきた音楽を通して、社会に少しでも関わっていける事を嬉しく思います。