2017年11月13日月曜日

白内障の手術 先ず右眼

数年前から眼科でコンタクトレンズの検診を受ける時に「白内障が出ていますね」と言われていました。
実際に楽譜の五線がぼやけたり、信号の光が滲んで見えたりしていました。最初は乱視かと思いましたが、白内障の症状でした。コンタクトレンズを変えてみたり、メガネを新しく作ったりしてごまかしていましたが、見えにくくて疲れるようになっていました。

そこで思い切って手術してもらうことにしました。
それまで通っていた近所の眼科は手術をしていないので、眼科で手術してくれて術後も同じ先生が診察してくれるところを探しました。

つくば市研究学園の眼科に決めて、9月に初めて受診しました。診察の結果「右眼だけでなく左眼も白内障が出ているので、両眼の手術をしましょう。最初は白内障が進んでいる右眼からです。」と言われました。
日帰り手術ですが、術後3日ぐらいは安静にしていた方が良いため、演奏のスケジュールを考えて11月に手術の予定を入れてもらいました。手術の3日前から使う目薬を処方されて帰宅。

いよいよ手術の日(11/10)になりました。午後2時半の予約です。バスと電車を乗り継いで研究学園駅まで行き、徒歩で眼科に向かいました。帰りは片目になるので運転は危ないと思ったからです。車で行けば20分もかからないのに、バスの便が少ないため午前中から出発しました。

手術当日の正午から30分毎に、瞳孔を開かせる目薬を自分でさします。
眼科に到着すると、看護婦さんが体温と血圧をチェックして、麻酔の目薬を3回に分けて時間をおいてさします。
手術室の待合室でスリッパに履き替え、手術着とヘアーキャップをつけて、順番を待ちます。この日は4名の手術でした。私は2番目。

手術室に案内され、手術用の椅子に座ると電動でベッドになります。右眼は瞬きできないように固定されました。そして、右眼だけが出るマスクのようなものを顔全体にかけられ、消毒が始まりました。手術台のライトが強烈で眩しすぎますが、目は閉じることができません。メスが迫ってくるのがぼんやりわかりますが、ライトの明るさでぼやけています。程なく眼球に圧迫感を感じ始めました。でも痛いことはありません。ただ、気持ちの悪い圧迫感で、「もうやめてほしいな・・・早く終われ・・・」と思いました。歯を食いしばっていたかも。
白内障の手術の解説はこちらです。

実際に手術している時間は5分ぐらいだったでしょうか。
眼帯を着けられて椅子を降り、先ほどの待合室で休憩しました。痛みはありません。また血圧を測りました。特に問題なし。

10分もすると看護婦さんが「大丈夫だったらお会計をして帰りますか?」と声をかけてくれました。早いものです!手術というより、検診のような気分ですね。

お会計を済ませ、処方箋を持ってすぐ近くの薬局へ行き、飲み薬や目薬を買いました。
眼科に入ってから約1時間で全て終了です。

最初はタクシーで帰ろうかと思っていたのですが、特に気分が悪いわけでもなく、痛くもないので、また公共交通で帰宅することにしました。
ただ、大きな眼帯をしているので、すれ違う人はギョッとしたかもね。
眼帯というより、お椀のようなものをかぶせて上からガーゼを当て、絆創膏でがっちり固定してあります。

無事に帰宅しました。
夕食は前日にカレーをたくさん仕込んでおいたので、あとは簡単なサラダを作っておしまいです。あとの家事は夫に任せて、その日は早めに就寝しました。

次の日の午前中に診察に行きました。夫が付き添ってくれて、またバスと電車を利用しました。診察室で眼帯を外してもらったら、まあ明るいこと!そしてよく見えます!!
経過は良好で、次の週の木曜日に左眼の手術の予約をして帰宅しました。

その次の日は行きつけの美容院で洗髪してもらいました。お風呂は入っても良いですが、顔を洗ったり洗髪したりはできません。それもあと2~3日の我慢です。

特に充血もなく、鏡でよく見てもどこにメスが入ったのか全然わかりません。まだ少し違和感は感じますが、コンタクトレンズを入れている左眼より楽です。
とにかく明るいので、今までの見え方がいかに暗かったかがわかります。白いものが青白く見えます。まだ手術していない左眼で見る世界と全然違う色です。
眩しいのと、目の保護のため、サングラスをして生活しています。しばらくこの調子でしょう。

今、パソコンに向かって、裸眼でこのブログを書いているのが不思議です。左眼はコンタクトレンズを入れています。でも来週には両目裸眼で大丈夫になるはずです。
自分の目の中に人工レンズが入っているなんて、すごいですね!


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