2018年2月15日木曜日

2/10 sat. 横浜ダンスコレクション2018 コンペティション Ⅰ

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横浜の赤レンガ倉庫で行われたイベントに行きました。
息子夫妻が主宰するタリノフダンスカンパニーが出演しました。
タリノフダンスカンパニーのHPはこちらです。

『横浜ダンスコレクション』というイベントのコンペティションに選ばれた出演者の舞台です。このコンペティションには9カ国106作品の応募から10組が選ばれました。
選考に残っただけでも、素晴らしいことだと思います。
横浜ダンスコレクションのHPはこちらです。

せっかく横浜に行くのだから、夫と二人で中華街で食事をしてからホールに行くことにしました。JR石川町駅から歩いて中華街に向かいました。
石川町近くの中華門

大通り前の門
(インターナショナルな感じ)

1軒目の牛バラ煮込みソバ

ランチには杏仁豆腐が付きます


もうすぐ春節の関帝廟
お土産に白檀のお香を買いました。
2軒目では飲茶にビール


食事の後、中華街から山下公園に出て、シーバスで赤レンガ倉庫に向かいました。






赤レンガ倉庫前はイチゴのイベント中のようでした。

横浜ダンスコレクション2018は1号館の3階のホールです。

この日は5作品が上演されました。予定通り無事に踊り終え、ほっとしました。終演後に会ったら、本人たちは清々しい表情でした。
そして、帰りもシーバスで横浜駅まで行き帰路につきました。





後日、結果としてタリノフダンスカンパニーの作品はコンペティションの上位入賞には至りませんでしたが、良い経験をさせていただいたと思います。
コンテンポラリーダンスの世界は踊りのテクニックだけでなく作品の芸術性や創作内容が問われるので、優劣という明確な線引きがありません。審査員の傾向や個性で評価が決まるのです。これはダンスに限らず絵画や音楽や他の芸術系にも言えることだと思います。だから入賞できなくてもフィナリストとして作品を上演させていただいた事に意義があり、感謝したいと思います。他のファイナリストの皆さんもそれぞれ個性的で面白かったです。私のような素人は、誰もが本当によく頑張って考えてここまできたのだなあ〜と思います。

イベント終了後のレセプションで色々な方からご意見をいただいた中に、ある評論家から
『昔はもっと尖っていたのに。イッちゃててニジンスキー系だったのに、、、』と言われたそうです。今より昔の方の作品が良かったということのようです。

息子夫妻はその言葉にショックを受けたのではないかと思います。

実は、息子は以前精神的に疲弊して心療内科のお世話になったことがあります。ドクターストップがかかって予定していた出演を急遽キャンセルしたり、親戚や周囲の方々にご迷惑をお掛けしたりしました。本人は病気と向き合いながらも作品を創り、踊っていました。
あの頃の辛さや苦しい状況は、私たち親子や親戚にとって悲しい記憶です。それでも様々な経験や闘病を乗り越え、今では伴侶も得てカンパニーを立ち上げるまでになりました。

その評論家の言う『イッちゃてて』というのは精神的に壊れていた頃を示しているのでしょう。親としては大変胸が痛みました。もしその方の息子さんがそんな病気になったらどうなのでしょうね?

でも息子夫妻は、それも一つの意見として今後の糧にしていくと前向きでした。たくましく成長したと思いました。これまで支えて下さり応援して下さっている方々に感謝しつつ、精進してほしいと思います。そして人間的に深い洞察力と愛情を身につけてほしいです。
心無い無責任な発言をされる評論家が出入りしている横浜ダンスコレクションは残念に思いますが、私もこれまでにそんな発言をしてきたかもしれませんし、『人の振り見て我が振り直せ』を肝に命じて気をつけて行きたいと思います。

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