<< 4月8日(金)>>
私のピアノは1995年4月に納入して27年が経ちました。最近音色のムラが出て来たため、そろそろ本格的なメンテナンスが必要だと感じました。
C.BECHSTEIN(ベヒシュタイン) M は旧東ドイツ側のベルリン工場で製造され、我が家に来ました。普段の調律師さんとは違って、ベヒシュタインピアノの輸入総代理店【株式会社ベヒシュタイン・ジャパン】から専門の技術者の方が来て下さいました。
今年の2月に東京都有楽町のベヒシュタイン・セントラムというショールームに行った時、ベルリンのベヒシュタイン本社で研修を受けた技術者の方に私のピアノの状態を相談したところ、修理に来て下さることになりました。
朝9時から夕方4時ぐらいまで、休憩を挟んで丁寧に作業してもらいました。ピアノのアクションを出して、長年の埃や汚れを取り除き、弦みぞがついたハンマーを紙やすりで整形し、鍵盤やペダルの動きを調整し、、、。
そして最後は調律です。
大体の作業が終わったところで、私が実際に音を出してみて、少し気になる響きの音を調整してもらいました。
その夜、どんな風に変化したかな?と、色々な曲を弾いてみました。
全体的に発音が均一になった感じで、特に低音域の音色が美しく柔らかになった感じでした。そのため中音域から高音域の響きがバランス良く伸びていくように聞こえます。気持ちが良い!嬉しい!
技術者の方のお話だと、大掛かりなメンテナンスだったのでしばらく弾いているうちに変わってくることがあるそうです。より一層注意深く耳を傾けて、練習しようと思います。
株式会社ベヒシュタイン・ジャパンのHPはこちらです。
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