2018年5月14日月曜日

2018年スペイン・ポルトガル旅行記(6−2)リスボン街歩き・午後

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午前中の日本人現地ガイドツアーを終え、ランチも済ませて、リスボン中心地に戻りました。ロシオ広場の隣のフィゲラス広場から路面電車12番に乗って、高地の見晴台に向かいました。チケットは午前中のツアーに一日有効乗車券が付いているので、それを使います。
 車内は木製でレトロです。



 細い坂道をぐんぐん登って行きます。この路面電車体験は旅番組で何度も見て憧れていたので嬉しかったです。

 サンタ・ルチア展望台に着き、下車しました。

 アルファマ地区と言うリスボンで一番古い庶民的な街並みが下に広がります。もうすぐに港です。


 近くのレストランからイワシの炭火焼の煙と匂いが漂ってきました。

展望台からアルファマ地区に下って行きました。洗濯物が並ぶ庶民の暮らしが見られます。

坂道で踏ん張る近所の(?)少年。


坂道を降りきった海沿いに『ファド博物館』あります。

 その前の露店でジンジーニャというサクランボのリキュールを売っていたので、一杯飲んで見ました。リスボンの名産です。甘いです。


ファドはリスボンで生まれた民族歌謡です。ファドの解説はこちらです。



新しい施設で、楽器、写真、絵画、レコード、動画、録音など様々な視点からファドを知ることができます。MUSEU DO FADO のHPはこちらです。
お土産にファドのCDを買いました。

それからアルファマ地区のサン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会に行く事にしました。
ところが、それが急な坂道の連続で、1キロもないのに相当苦戦しました。リスボンではこんなことばかり!




 ♪急な坂道かけ登ったら、今も海が見えるでしょうか〜ここは横須賀〜♪
山口百恵の横須賀ストーリーなど歌いながら(笑)ノロノロを登って行きました。


そして、二つの鐘楼を持つ美しい教会にたどり着いて、ホッとしました。

 真っ白な大理石が青い空に映えて美しいです。

教会の椅子に座って、しばし休憩。ありがたや!



 ここで行われるオルガンコンサートの告知がありました。素敵でしょうねえ〜〜〜♪
綺麗です!


この教会の前に28番の路面電車が通るはずでしたが、待っていたのに来ませんでした。

地元のおじさんが『ここは今日は来ないよ』のようなことを英語とポルトガル語混じりで教えてくれたので、別の停留所に移動しました。
 結局路面電車ではなく同じ28番のバスが来て、それに乗って中心地まで下りました。途中の景色が綺麗でした。さっき入場した教会も見えます。

カモンイス広場で下車し、有名なケーブルカーに乗ってみようと思いました。

これがケーブルカー・ビッカ線です。 海の方へ下っています。すごいいたずら書きですね。

しかし、 なぜかお休みで乗れませんでした。観光客用に停まっているだけ。



ケーブルカーで往復しようと思っていたのに、 時間ができてしまいました。
そこで、この近くで夕食に決めてあるお店が開店するまで、どこか休めるお店を探しにうろうろしました。

すぐにおしゃれな地元の若者向けのカフェを見つけました。
Tasca Mastai  です。

 サラダとスプマンテで軽く食前呑みです。面白い常連のおじさんにピーナッツをもらったりしました。

 それから午後7時半開店の Ze Varunca というレストランに一番乗りしました。旅番組で紹介されていて、是非行きたいと思っていたアレンテージョ地方の料理を出す店です。

 可愛い店内。



 アレンテージョ地方の情報が色々掲示されています。

民族衣装でしょうか?

そして注文したのが、この巨大な料理。大きなパンをくりぬいて豚のスペアリブ焼きがドンと乗っています。名産のコルクのプレートの上に乗っています。


ワインはもちろんアレンテージョの赤です。濃くて美味しかったです。





 メニューの『Migas a Alentejona』というのがこの巨大な料理です。

サラダや、アレンテージョのチーズも注文しました。全部美味しかったです。味付けが穏やかで、クセがなく、食べやすかったです。


 アレンテージョ地方の陶器、可愛いですね!


大満足でした!お店の前で記念撮影。

ホテルへ帰るのは地下鉄を使いました。



ロシオ広場に帰って来ました。

ホテルの1階の入り口はこんなドアです。カードキーをタッチしてドアを開けます。

この日も盛りだくさんの1日でした。何とか無事に終えられました。
明日はリスボンからコインブラに移動です。

続く。


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