2018年5月26日土曜日

2018年スペイン・ポルトガル旅行記(9−2)ポルト街歩き 午後

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この日は朝一番に出発して、ポルトから東へ約100Kmのレグアを往復観光しました。ドウロ川上流の渓谷で世界遺産のワイン生産地です。
夕方にはポルトのホテルに一度戻り、買い込んだワインなどのお土産を置きました。そして、また街歩きに出かけました。ホテルを出たところで、コインブラの学生さんと思われる黒いマントの集団が路上演奏していて、投げ銭を入れたらマントを着せてくれました。けっこう重かったです。




これはサン・ベント駅です。駅とは思えない威厳のある立派な建物です。時刻は夕方6時近くです。

グーグルマップを頼りに、ポルトの繁華街へ歩いて行きました。

 ずっと坂道です。平坦な道はありません。目指すサント・イルデフォンソ教会へは15分ぐらいかかりました。距離は1Kmも無いのですが、途中休み休み登りました。
教会の美しい姿が見えた時は、うれしかったです。
教会前には人を怖がらないカモメちゃん。
 たどり着いた教会の入り口に、また急な階段!
アズレージョで飾られた美しい外観と、青空と、花が本当にフォトジェニックです!ポルトガルだけの装飾ですね。

中に入ってみると、ぐっと落ち着いていていました。


 ステンドグラスも大きくなくてシックです。


教会の入り口から見た広場と路面電車。
 サント・イルデフォンソ教会の解説はこちらです。



教会から平坦な道を歩き、ポルト旧市街で一番の繁華街に行きました。サンタ・カタリーナ通りです。
10分も歩くと美しい建物が見えてきました。アルマス礼拝堂です。

この辺りはポルト歴史地区としての世界遺産からは少し外れていますが、素敵です!

ここから夕食のお店を探しに、ドウロ川のほとりへ下って行こうと思いました。でも坂道は下るのも大変です。そこで地下鉄を利用する事にしました。
 ボリャオン駅から一駅目のトリエンダーデ駅で乗り換えて、二駅乗ってサン・ベントに戻りました。すごく楽でした。行くときもこうすれば良かった!と思いましたよ。

地下鉄は夕方のラッシュで混んでいましたが、ポルトの人たちは整列乗車で礼儀正しく、満員の車内でも怖い感じはしませんでした。それにポルトガル人は欧米人の中では小柄で、日本人と同じぐらいです。威圧感はありません。



メトロ・サン・ベント駅からドウロ川の方に下って行くと、風情のある景色が見えてきます。



この橋は世界遺産のドン・ルイス1世橋です。エッフェルの弟子が1886年に設計しました。上を電車が、下を車が走っています。人も歩いて渡れます。

この橋の周囲はすごい観光客の数でした。ポルトで一番人気でしょう。橋の上を人が歩いているのが見えます。

橋に近いところに、調べておいたお目当のワインバーがあります。ラッキーな事に、橋の見える窓側の席が空いていました。5種類のポルトガルワインテイスティング・レゼルバコースを注文しました。

グラスと水が並べられます。ワクワク!!
一杯目は大好きなアルバリーニョでした。北部地方の白ワインです。NOSTALGIAなんて、素敵な名前です。

おつまみはポルトガルの生ハムとチーズを注文しました。

 お店の外では路上演奏家がテラス席のお客さんを盛り上げています。


 白の次にロゼスパークリングで、その後赤が三種でした。1つずつ説明してから注いでくれます。美味しかったチーズの名前を聞いたら、ケースから出してきて見せてくれました。





 お店の名前は、バッカス・ヴィーニ / Bacchus Vini 。おすすめです。
Facebookページはこちらです。



ひんやりした川辺の空気が心地良く、ホテルまでのんびりと坂道を登って帰りました。



明日はいよいよ最終日です。

続く。

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