前日は朝早くからトスカーナ地方へバスツアーに行って疲れたので、少しのんびりと起きて朝食を済ませました。朝食係の男性は「紅茶でしたよね?」ともう覚えてくれています。
明日はもう帰国なので、この日が最後の観光です。フィレンツェの街を徒歩で回ることにしました。
先ずは、もう慣れた道、駅前からウニタイタリア広場を通り抜けて、メディチ家礼拝堂へ向かいます。最終日も好天に恵まれました。
徒歩10分ほどで到着。ガイドブックには、ここも行列して入場すると書いてありましたが、拍子抜けするほど人が居なくて、入り口がわからないほどでした。
午前9時半にスムーズに入場できました。メディチ家礼拝堂の解説はこちらです。
メディチ家の紋章がモザイクで床にありました。
『君主の礼拝堂』は天井が高く、素晴らしい装飾で、圧倒されます。写真の人間の大きさから対比がわかるでしょう。とにかく巨大です。これがお墓なんて、すごいです。
色とりどりの大理石や、美しい宝石で飾られています。精緻なモザイクが素晴らしいです。
天井も豪華です。
モザイクの作り方も展示されていました。
昔の職人たちの技術を知ることができます。
観光客はまばらで、それほど混んで居ません。たくさん写真を撮りまくりました。全部載せるとキリがないので抜粋です。
それから同じ建物の中にある『新聖具室』という、ミケランジェロの設計による霊廟も見学しました。
こちらはぐっと狭くて清楚な空間ですが、彫刻が素晴らしいです。
落ち着いて見学できて良かったです。こんなに芸術的で立派なお墓だとは知りませんでした。
それからすぐ近くのサン・ロレンツォ教会にも入ることにしました。
教会の入り口です。
意外と質素です。未完成だとか。
中に入ると、綺麗な回廊があります。意外と質素です。未完成だとか。
美術館のようでもあります。
クリスマスが近いので、キリスト生誕の飾りを作っているところでした。
パイプオルガンの音が響いているので、見上げてみると、メンテナンスの最中だったようです。偶然にも荘厳な音色を聴くことができて、ラッキーでした。
白いシャツを着た調律師さんが仕事をしています。
一度回廊に出てから、階段を登っていくと入り口があります。
渋いステンドグラスもあります。
奥には古い蔵書・古文書もたくさん展示されていました。
再び回廊に出てから、外に出ます。
それから、気になっていたショップで石鹸などの買い物をした後、歩き疲れてランチへ。
近くのレストランに入りました。大きく出たもんだ!
でも庶民的なお店で、ランチの定食が10€ぐらいでした。それも生ビール付きです。
チキンサラダとパスタ。なかなかリーズナブル&美味しい。
片言の日本語を話す陽気な店員さんが迎えてくれました。他のテーブルには日本人客も居ました。フィレンツェ旧市街の中心地だから、様々な国の観光客が訪れるのでしょう。その中でも日本人は多いのかな?
午後からは、いよいよヴェッキオ橋を渡って、対岸の街歩きです。
ランチしたレストランの前の路地 |
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