2017年2月7日火曜日

2016 トスカーナ旅行記(6−3)フィレンツェ最後の夜

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朝からずっとフィレンツェ旧市街を徒歩で観光して、歩き続け、疲れました。
夕食はホテルの近くのレストランに行くことにしました。
Ristorante Pizzeria Maso' です。

まだ夕方6時だったので空いていました。店員さんは私服でテーブルの用意をしているので、お客と店員の区別がつかない状態です。それに店員同士でおしゃべりしているし、友達が来店すると派手にハグして大騒ぎです。イタリア人気質なのでしょうか。良く言えば気どらない、悪く言えばだらしないですかね。

しかし、店の雰囲気はレトロで落ち着いていました。
早速トスカーナワインの代表、キャンティクラシコを1本注文。

 鶏のマークはキャンティクラシコである証拠です。
 メニューの表紙。ちょっとロートレックのようなイラストですね。
 一週間いたので、メニューの読み方もかなり理解できるようになってきました。
 最初に頼んだのはオードブル盛り合わせ。サラミや生ハム、クリームチーズにパテ、そして揚げパンのようなもの。ものすごい量でびっくりです。美味しくて赤ワインに合います。
写真が赤っぽいのは、店のシャンデリア照明が赤なのです。

 それからポークカツレツ。
 カツも大きいのに、大量のフライドポテトや野菜が付いています。良い味付けでした。
 普通のチーズピザも頼みました。
 その他にグリーンサラダも頼んで、じっくりキャンティクラシコを堪能しました。
注文し過ぎかしら???
さすがにフライドポテトは全部食べられませんでした。

キャンティクラシコは 三日目に飲んだブルネッロ ディモンタルチーノに比べると、値段は半分です。飲み口はずっとさっぱりしていて程よい酸味があります。
最後にトスカーナのミネラルウォーターも注文しました。有料です。フィレンツェ市の紋章である百合(アイリス?)の花のデザインがあります。
日本のように、席に座るとお水とおしぼりが出てくることは全くありません。だからいつもウェットティッシュを持ち歩いていました。

最初は空いて居た店内も、徐々に混み始め、店を出る頃はほぼ満席でした。地元の人たちがほとんどのようでした。仕事帰りらしき女性が一人で食事している様子もありました。店員さんと親しく話していたので、常連さんなのでしょうね。

豪勢なディナーでしたが、ワインを含めても二人で1万円しないのは高級店ではなく庶民的な店だからでしょう。それでも充分美味しくて、大満足でした。
私たちはドレスコードがあるような気取った店には行かないので、どんなに高くても1万円を越すことはありません。

お会計を済ませ、気分良くホテルに戻りました。
お天気にも恵まれ、素晴らしいトスカーナ最終日でした。

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