2016年6月17日金曜日

スペイン旅行記(7−2)バルセロナ観光(午後)20160515

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この日の早朝にグラナダからバルセロナに飛行機で移動し、ホテルに荷物を預けて、ランチも済ませました。
早速バルセロナの街歩きです。ガイドブックによると。ランチしたレストランから徒歩数分の場所に有名な建築家ガウディの設計による家があるといういうので行ってみました。
カサ・カルベといいます。1884年〜1887年に建設されました。特に世界遺産では無い、ガウディにしては地味な作品ですが、普通の街並みにはこれぐらいの方がマッチしていると思いました。

ガウディにこの建物を依頼したカルベ家は当時のブルジョア階級で、内装の家具類までガウディに作らせたそうです。今でも普通に住居として使用されているので公開はしていませんが1階がレストランなので、利用しながら見学できるそうです。今回は時間が合わずに外観だけ見ました。


 Casa Calvet の詳細はこちら。



それから15分ほど歩いて、凱旋門に向かいました
バルセロナのワンちゃん

午後のツアーを予約してあったのです。その待ち合わせ場所が凱旋門でした。
戦勝記念としての凱旋門ではなく、1888年の万国博覧会のためにこの地域を会場として整備した時に建設されたそうです。

周辺の建築物も、道路沿いの街灯や植栽も美しいです。お天気が良いからなおさらですね。

午後のツアーはガウディの設計した「グエル公園とカサ・パトリョ」でした。15時スタートで、参加者は6名。それでも今回のツアー関係では一番多い人数でした。バウチャー14枚目。
凱旋門からバスに乗ってガイドさんの解説を聞きながら世界文化遺産のグエル公園に向かいました。
美しい凱旋門周辺
グエル公園に到着し入場します。
グエル家はガウディのパトロンで、たくさんの設計をガウディに依頼しています。
このグエル公園もその一つです。詳細はこちら。
グエル公園入り口

いきなり変な建物。

近寄ってみると、もっと変?

下を歩くと、崩れてきそうで怖い。

気温が高くて、暑くなりました!

面白い建物ばかりです。

高台にあるので、バルセロナの町が見渡せます。
地中海も♪


グニャっとした曲線を多用した建築。


おとぎの国のようです。

出口近くの有名なモザイクのトカゲ。


さすがに超有名観光地だけあって、混雑しています。

アントニ・ガウディのサイン入り塀
グエル公園を後にしてバスに乗り、やはりガウディの設計したカサ・パトリョへ向かいました。バスのエアコンが気持ちよい暑さです。この旅行の最初の頃の寒さとは全く違ってきました。
まずはバスから見たカサ・パトリョ。

そして少し離れたところにバスを停めて、歩いていく道すがらにも不思議な建築物が並びます。

ガウディと同時代の建築家モンタネール設計のカサ・リュイ・イ・モレラ。

カサ・パトリョのお隣のカサ・アマトリエール。
カダファルクの設計です。
グラシア通りという繁華街のメインストリートに面しています。街路灯も凝っています。

 2軒並んでいるので、奇妙な光景です。

カサ・パトリョに入場しました。これも世界文化遺産です。
螺旋階段を登ります。



ガイドさんがiPad の画面で合成画像を見せてくれます。

内装もグニャリ。

ぐにゃぐにゃ

窓からグラシア通りが見えます。

中央が吹き抜け。

屋上の装飾も奇妙なモザイク。

タイルも装飾や色合いが面白いです。

煙突だってグニャリ。



なんか変だなあ〜と思いながらニッコリ。

この色は素敵ですね。


タイルやステンドグラスをたくさん使って作られた贅沢な邸宅でした。
最後に広い部屋でカタルーニャの竜退治伝説をイメージしたCGムービーを観せてくれます。この建物の形が竜の背中のように見えることからだそうです。でも現代の安っぽいゲーム画像みたいで、笑ってしまいました。

19世紀末のフランスのアール・ヌーボと同じ頃、スペインのモデルニスモはガウディを中心に様々な芸術作品が生まれました。バルセロナはモデルニスモの観光地としてスペインでは大人気の町なのです。

この日のガウディのツアーはここまでで、18:00頃にはカサ・パトリョで解散になりました。
朝早かったからちょっと眠くて疲れたけれど、これから夜の街歩きに向かいます。

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