2017年6月14日水曜日

2017年スペイン旅行記(4−1)セビリアからマラガへ・午前ロンダ

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この日は朝8時半にお迎えの車が来て、ロンダ、カサレス、ミハスを観光しながらマラガのホテルに向かいます。二人だけでドライバーと車を1台チャーターした、ちょっと贅沢なツアーです。
料金は¥56,000。
前日に早寝したので体調も良くなり、5時に起床して荷造りと朝食、アパートの片付けを済ませ、部屋を出ました。チェックアウトは鍵をテーブルの上に置いて、ロックしないで出るだけ。スタッフは誰も立ち会いません。支払いはカード決済です。
アパートの3階の部屋の窓から

ツアーは日本で2ヶ月前にネット予約したままです。バウチャーはプリントして持っていますが、果たしてちゃんとアパートの前に車が現れるのでしょうか???

アパートの狭いドアの前で荷物を置いて待っていると、いきなり道路工事の車が資材を積んで前で停まりました。荷下ろしをする間、一方通行の狭い道路は封鎖です。後続の車はクラクションを鳴らしています。でも作業員は淡々と仕事をこなし、5分ほどで去って行きました。

すると、真っ黒なベンツのワゴン車が目の前で停まり、真っ白のワイシャツに制服ベストを着た運転手さんが降りてきました。私たちが乗る車が時間通りに来たのです。ホッとしました。トランクにスーツケースを積んで、いざ出発。運転手さんは英語が話せて、穏やかな紳士でした。日本から用意していったお土産のおせんべいを差し上げると、喜んで受け取ってくれました。良かった!

 ロンダまでは約1時間半。この日も良いお天気です。
クッションの良いシートで快適なドライブです。

 ロンダの駐車場に到着して、約1時間の自由時間です。


車がわからなくならないように、ナンバーの写真を撮っておきました。

先ずはロンダの闘牛場前に行きました。

 闘牛士の像の前で、ポーズ。ロンダ出身のフランシスコ・ロメロという闘牛士で、近代闘牛スタイル(赤い布を持って戦う)を生み出した有名人だそうです。



ロンダは闘牛も有名ですが、何と言っても断崖絶壁にかけられた旧市街へ行く橋が人気スポットです。
ロンダの解説はこちら。

これからそのヌエボ橋を渡ります。
 景色がすごいです!100メートルはあるとか。

 綺麗な景色ですが、ちょっと怖い。



 よくこんな断崖に街を作ったものです。



橋の向こう側は旧市街です。古い教会があることをガイドブックで読み、是非訪れたいと思っていました。グーグルマップを頼りに歩いて行きます。どこを曲がるのかな?


 街路樹はオレンジで、実がなっていますが美味しくない品種だそうです。
 教会前の広場にたどり着きました。
サンタ・マリア・ラ・マヨール教会です。
元はイスラム支配の頃のモスクで、その後からのゴシック、ルネッサンス、バロックと様々な様式が見られるそうです。
 大きくはないけれど、豪華な祭壇です。


 古い楽譜。讃美歌でしょうか?


 落ち着いた雰囲気の素敵な教会でした。

 セビリアの大聖堂も素晴らしいけれど、こんな小さな村の教会も趣があって好きです。



教会を後にして駐車場へ戻ったけれど、朝早く出たのでお腹が空いてしまいました。時刻は11時半です。まだ少し時間があります。
ちょっと見渡すと駐車場近くにモンタディトがあるのを発見!セビリア大学の前でランチしたお店のチェーンです。
早速入って美味しいモンタディト(1個1ユーロのホットサンド)と飲み物にありつきました。



トイレも借りて、スッキリして、いざ次の街カサレスに出発です。
続く

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