2017年10月16日月曜日

2017年スコットランド旅行記(3−1)エア地方バスツアー午前

先週は甥の結婚披露宴やアイリッシュ音楽関連のイベントが続き、演奏の練習や都内に何度も出て忙しかったです。お呼びがかかるのは嬉しいことですけれど、ちょっと疲れたかな。
そんなわけで、スコットランド旅行記はなかなか前に進めませんね。10月中に終われるかな?

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この日は現地観光バスでスコットランド南西部のエア地方へ行く英語ツアーを予約してありました。朝から雨が降っています。集合場所はホテルのすぐ近くで、行くと既に数名が並んでいました。日本人は・・・というか東洋人は見当たりません。
集合時間になってもバスは現れず、誰かが催行会社に電話連絡してくれました。少し遅れるということでしたが、結局30分遅れました。雨は降るし寒いし、道に立って待っているのは母には辛いと思いましたが、素敵な建物が並ぶ街の雰囲気を楽しんでいるようでした。
雨宿りしながらバスを待つ

ようやく出発してもドライバーからは特に遅れた説明も謝罪も無く(日本では考えられない!)、他の参加者も知らん顔です。定員14名ぐらいのマイクロバスで、ドライバーがガイドも勤めます。中年の男性でした。

 30分ほど走って、最初に訪れたのは風力発電所でした。

風力発電所があるぐらいですから、風が強く寒かったです。濃霧も立ち込めて、スコットランドの荒涼とした雰囲気が満喫(?)できました。風車が回る音が面白いので動画を撮ってみました。



 新しい立派な施設で、風力発電の仕組みが展示されています。ここでトイレ休憩です。寒い道路で待たされたので、みなさん早速トイレへ。
カフェや売店もありました。




今日はこのバスで周遊します。Rabbie's Tour のRabbieは、スコットランドの詩人ロバート・バーンズの愛称だそうです。


次に約1時間ほどの乗車でカリーン城公園に到着しました。
グラスゴーからエア地方に入りました。このお城を中心に、広大なカントリーパークがあります。スコットランド南西部で、海沿いです。アラン島に行く拠点でもあります。大西洋の向こうはアイルランドです。

 雨は降り続いています。それも本降りです。

先ずは公園のヴィジターセンターで入場券を買い、そこにあるカフェでランチの後にお城に向かうことにしました。
セルフサービスのカフェは地元の奥様たちが運営しているようで、気さくなご婦人たちが世話をしてくれました。
珍しいスカイ島の黒ビールがあったので早速飲みました。濃くて美味しかったです。

 熱々のトマトスープやチーズのサンドイッチが美味しかったです。


この公園は広くて移動が大変です。元気な人たちはカフェから歩いてお城まで行きましたが、母には大変なのでドライバーが車でお城まで連れていってくれました。
 お天気が良ければ素晴らしい景色が見られたことでしょう。

お城の入り口で傘を預けて、断崖に建つ要塞のようなお城に入りました。


 お城の内部は綺麗に手入れされ、保存されていました。
この最上階はホテルになっているそうです。


素敵な 家具調度品の数々が見られます。

 音楽室にはハープや昔のスクエアピアノもありました。


立派な 調理室も当時の様子が再現されていました。




お城を出ても、まだ雨です。

 雨のスコットランドの古城・・・シェークスピアの世界ですね。
亡霊が出てきそう!

 海からの敵に向かって、大砲があります。


 この広い公園は、家族づれが一日かけて遊びに来るところだと思います。
でも素敵なお城を見学するだけでも私たちには楽しい時間でした。他のツアー参加者はあちこち散策した人もいたようです。

カリーン城公園を後にして、バスは海沿いの道路を北へ向かいます。次は廃墟となった古城に案内してくれました。ほんの15分ほどでした。


DUNURE CASTLEです。
 駐車場も無く、雨で緩んだ芝生に入って行きました。



 母は「こういうの、大好き!いいわあ♪」と、大喜びでした。廃墟マニア?
 断崖に建つ廃墟の古城。映画のワンシーンのようです。



それから、バスはエアの手前のアロウェイという街に向かいました。ロバート・バーンズ所縁の地です。

続く。





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