2017年10月21日土曜日

2017年スコットランド旅行記(3−2)エア地方バスツアー午後

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朝から雨の降るスコットランド南西部をマイクロバスで観光しています。
午後の予定はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの生家のあるアロウェイへ向かいます。エアという町のすぐそばです。この辺りはエアシャーという地方で、エアが州都です。バスは田舎道を進み、ほどなく到着しました。
 藁葺き屋根の古民家です。
この辺りは整備された公園になっていて、バーンズの生家(バーンズコテージ)は入場料を払います。
バーンズの作詞した「Auld Lang Syne / 蛍の光」は日本で有名な歌ですね。この場所で演奏できたらと思い、ホイッスルを持って行ったのですが、大雨で傘をさしてまでの演奏と撮影は無理でした。そこで家で練習していたものを・・・♪


沿道には不思議な藁人形が作られていました。バーンズの代表作に出てくる馬に乗った主人公だそうです。

生家の中は当時の貧しい農家の様子が再現されていました。暗くて、家畜も一緒に暮らして居たようです。
庭は自然な雰囲気のイングリッシュガーデンになっていました。
バーンズコテージの解説はこちらです。(英語)

生家を見学した後は自由にアロウェイの周辺を散策できます。でも大雨でした。

近くを流れるドーン川に石橋がかかっています。スコットランドの言葉で「Brig O'Doon」といいます。ここもバーンズの作品に登場する場所です。


石橋の上にて

星の上から見たドーン川

公園になっているバーンズモニュメント
ドーン川をテーマにしたバーンズ作詞の古謡があるので、それをここで演奏したかったのですが、これも断念しました。雨脚が強く、傘をさしての演奏や撮影は無理でした。とても残念!!
そこでまた、家で練習していたものを、、、
下から見た石橋とドーン川
♪美しいドーン川の岸辺 / Ye Banks and Brass /  The Banks O'Doon♪

アロウェイの墓地

アロウェイの地図


街中の普通の家
ヴィジターセンターにはカフェやお土産物店やきれいなトイレが備わっていました。


お土産物店でバーンズの詩が書いてある素敵な石鹸を見つけました。
お友達や自分用に早速購入。その他、スコッチウィスキーやスコットランドのジンの小瓶、伝統的なお菓子を購入。店員さんの英語が全然わからなくて「バッグは使いますか?」と聞かれているらしいジェスチャーでようやく通じました。スコットランドの訛りの英語だったのかな?

雨の中を歩き続けたので靴が水浸しになり、靴下まで濡れてしまいました。
帰りのバスの中で乾かしながら休憩しました。
1時間ほどでグラスゴーのホテルの近くに到着。18時ぐらいでした。

荷物をホテルに置いてから、夕食に出かけました。昨夜満席だったステーキハウスにチャレンジしたのですが、また満席で20時以降でないと空かないとか。
そこで、近くにあるスコットランドのシーフード専門レストランに行ってみました。こちらは入れました。
私はスコッティッシュサーモン。
 母はロブスター。
 夫は白身魚とマテ貝。

スープやサラダやワインも美味しかったですが、美しい盛り付けの主菜は上品で美味しかったです。かなりの高級店でした。ここは母がご馳走してくれました。
パブのメニューとは全然違って、繊細な料理でした。お金さえ出せば、イギリスでも(失礼!)美味しいものはあるのです。前夜のパブでの夕食は3人で40ポンド弱でしたが、この店では1人が40ポンドしましたから。

レストランはホテルから徒歩10分もかからないところでした。夜は冷えます。
夫は風邪をひいたようで咳をしていました。母は疲れたようですが、美味しいロブスターにご機嫌で部屋に戻って行きました。

続く。


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