2018年6月1日金曜日

2018年スペイン・ポルトガル旅行記(11)ポルトのホテル

今回の旅行の10泊の内訳は、セビリア2泊、ファロ1泊、リスボン3泊、コインブラ1泊、ポルト3泊でした。
旅の最後の宿は少し優雅に、と思って予約したポルトのホテルは予想以上に優雅でした。
Flores Village Hotel & Spa のHPはこちらです。

ポルトのホテルを選ぶにあたって、一番こだわったのがサン・ベント駅(世界遺産)の近くということです。そして、部屋の広さも30m2以上であることも。

色々探して、このホテルに決めました。
グーグルマップで見るとこのホテルの周辺は2014年7月の画像しかありませんが、その頃はまだ存在していませんでした。ということは、2014年以降にオープンした新しいホテルです。

Villageというのが気にかかっていましたが、到着して見て、意味がわかりました。私たちが案内された部屋は、いくつかある建物の一番奥でした。旧市街の傾斜地の古い建物が残る一角を改装して建てられたホテルです。いくつかの建物の集合体でした。

途中にエレバーターを使い、中庭を抜け、奥のテラスの階段を登り、ようやく到着です。フロントから5分はかかります。
ゴージャスなフロントの周囲。

エレベーターはあのシンドラー製。

エレベーターは最上階の4階で降りますが、そこから一度外に出ます。美しい庭には噴水やベンチが置かれています。後方に見えるのは世界遺産のクレリゴスの塔です。


この中庭を抜け、正面のテラス付きの2階建てスペースを横切り、右手の細い階段を上がります。



そうすると、こんな建物が見えてきます。この階段を上がった右側が私たちの部屋でした。最初にチェックインした時は、スタッフの女性がスーツケースを持って案内してくれましたが、フウフウ息を切らしていました。



11号室でした。

部屋はスタジオというタイプで、キッチンが付いていました。







左側のクローゼットの奥がキッチンです。

 うちの台所と同じぐらいの広さで、冷蔵庫も製氷室が分かれている大きなタイプでした。
料理することはないので、もっぱら洗濯に使っていました。便利でした。

部屋のドアを出たところのラウンジ。

この部屋はホテルの最上位置なので、裏の道路に面しています。フロントのスタッフの説明では、このドアから出られるようでしたが、説明された方法を試してもうまく行きませんでした。

 フロントや朝食ルームに行くには、こんな路地を歩いたり、

中庭を横切ったり、


階段を降りたりしなければなりません。
高齢者や障がいのある方には、この部屋は不向きですね。

朝食ルームにも驚きました。
広いし、宮殿のようです。

 食材も高級なものばかり。

 天井の装飾が綺麗です。

窓の外は庭園で、新緑が鮮やかでした。

窓辺の花も手入れされて美しかったです。

Spaもあったようですが、行く暇はありません。
チェックアウトする時は、お土産で重くなったスーツケースを引きずってフロントまで行くのが大変でした。
でも、こんなホテルも楽しい体験でした。3泊で¥66,930と、今回の旅で一番高価でしたが、内容から考えると安いです。世界遺産に指定されている旧市街の駅から徒歩3分で、豪華な朝食付きで、36m2の広いスペースでした。

しかし、次回も選ぶかというと・・・微妙ですね。

今回の旅行で一番気に入ったホテルはファロでした。
海外旅行の宿泊先選びは難しいですが、意外なことがわかったり、驚いたり、がっかりしたり、面白いです。

続く。

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