2021年11月14日日曜日

新しいオカリナ

 私のオカリナコレクションに新しい機種が加わりました。

【アケタオカリーナ RT-5C 市松模様】です。アルトCです。


アケタは、日本でのオカリナ製作の歴史のようなメーカーです。昭和3年(1928年)に明田川孝氏が製作を始めたそうです。
アケタの歴史はこちらです。

私はアケタのオカリナを演奏したことがありませんでしたが、ずっと気になっていました。
この市松模様のオカリナが昨年発売されて欲しいと思っていたところ、最近の割引セールの情報を知って、早速注文しました。

今持っているオカリナとの違いは、最低音がラではなくシまでということです。もともと最低音のラは出しにくい音で、なるべく使わない曲を選んで演奏したり、移調アレンジしたりしていました。
だから、大して問題はありません。

私のオカリナはこれで10個目になります。オカリナはそれぞれの個性がとても強い楽器です。

昨年も11月にさくら工房のアルトCを買いました。これには苦戦しました。息をたくさん入れて演奏する楽器でした。ようやく最近落ち着いて演奏できるようになってきましたが、ブレスに気をつけないと危ないです。音の長いスローな曲には使わないようにしています。音色は力強く輝かしいです。

さてアケタを演奏してみると、とても素直で良く鳴る楽器でした。そして低いドが安定して出せます。この低いドを正しいピッチで出すのに苦労する楽器が多いのです。全部の穴をきちんと押さえ、息を優しく入れないと出せないので、油断できません。

カンターレのアルトCは低いドを正確なピッチで出すのが本当に難しく、そっと息を入れると音が貧弱になるし、細心の注意が必要でです。中音域は艶やかで美しいのですが。

このアケタは息の入れ方が楽です。さくら工房より慣れやすいかもしれません。今週の高齢者施設での演奏に使ってみようと思います。

市松模様の色はいくつか選べましたが、この緑を選びました。

ソプラノCからアルトFまで勢揃い


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