アレサ・フランクリン(1942〜2018)の伝記映画「リスペクト」を観て来ました。アレサはアメリカ合衆国出身の黒人女性ソウル歌手です。ローリング・ストーン誌が選ぶ史上最も偉大なシンガーで第一位に選ばれたとか。
夫がソウルミュージックが好きで、我が家にはCDがあります。素晴らしい声と歌唱力ですが、私はどんな生涯だったのか知らなかったので、面白かったです。ピアノも弾けたし、作詞作曲もアレンジもしていました。
レコーディングのシーンはカッコ良かった!60年代、70年代のファッションも素敵でした。
演じたジェニファー・ハドソンが素晴らしい熱演でした。凄い声です。声を出す時の姿勢や口の開け方など、勉強になりました。映画だと大画面ではっきり見られるから説得力があります。しかし、歌う為に生まれて来たような骨格なんですよね、顎や喉が。真似できそうに無いな。
子供時代を演じたスカイ・ダコタ・ターナーちゃんも素晴らしい歌唱力でした。びっくりしました。
アレサはゴスペルシンガー出身で父親も牧師だから、全体にキリスト教色が強い内容の映画です。比較的裕福な家庭に育ち貧困とは無縁の育ちでした。そして黒人開放運動や公民権運動活動家への支持もアレサの重要な一面です。強い信仰心を持つ人でした。
久しぶりに映画館に行って、充実した時間を過ごしました。上演時間146分でした。
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