2022年3月20日日曜日

3/19 sat. ベヒシュタイン倶楽部『日比谷コンサートシリーズ Vol.1』鑑賞

3月19日(土)

都内有楽町1丁目にあるベヒシュタイン・セントラム東京でのイベントに行きました。


先ず、13:00から7名の演奏者が好みの曲を演奏し、それぞれに保屋野美和先生の短いレッスンがあります。バッハからポップスまで、多岐に渡るプログラムでした。

使用ピアノは、ベヒシュタインのフルコンサートグランドでした。


生徒の皆さんは、緊張しながらも楽しそうに弾いていらっしゃいました。音楽大学ピアノ科の卒業生は少なかったようです。社会人で20代から60代ぐらいの印象でした。
保屋野先生は限られた時間ながら熱心な指導をされていました。どなたにもタッチの多様性、ペダリングの注意点、フレーズの流れをよく汲み取る・・・といったアドバイスをされていました。

休憩を挟んで、15:15から保屋野先生のコンサートでした。

今年はスクリャービン生誕150年だそうです。そして、彼はベヒシュタインを愛用していたそうです。ベヒシュタインのフルコンでスクリャービンが聞けたのはラッキーでした。しかもサロンコンサートなので生々しい音色ですし、アクションの音や演奏者の呼吸まで目の前から伝わってきます。大ホールでは味わえない感覚でした。

アンコールはバッハ / グノーのアベマリア、ショパンのノクターンでした。

素晴らしい熱演で、ピアノの弦が切れるかと思うほどパワフルでした。口八丁手八丁という言葉がピッタリで、演奏の合間にも興味深いお話を挟まれていました。明るく、元気な方でした。

保屋野先生は30代後半で私の息子と同じぐらいです。これからすぐベルリン(ドイツ)に帰られて、今年9月まで日本には来ないそうです。またこのような機会があってら、是非聴きたいです。自分のこれからの演奏について、練習のヒントをたくさんいただきました。

私はベヒシュタインサロン会員なので、チケットは ¥2,500 でした。とても得した気分で会場を後にしました。

ベヒシュタイン・ジャパンのHPはこちらです。


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