3月19日(土)
都内有楽町1丁目にあるベヒシュタイン・セントラム東京でのイベントに行きました。
先ず、13:00から7名の演奏者が好みの曲を演奏し、それぞれに保屋野美和先生の短いレッスンがあります。バッハからポップスまで、多岐に渡るプログラムでした。
使用ピアノは、ベヒシュタインのフルコンサートグランドでした。
保屋野先生は限られた時間ながら熱心な指導をされていました。どなたにもタッチの多様性、ペダリングの注意点、フレーズの流れをよく汲み取る・・・といったアドバイスをされていました。
休憩を挟んで、15:15から保屋野先生のコンサートでした。
今年はスクリャービン生誕150年だそうです。そして、彼はベヒシュタインを愛用していたそうです。ベヒシュタインのフルコンでスクリャービンが聞けたのはラッキーでした。しかもサロンコンサートなので生々しい音色ですし、アクションの音や演奏者の呼吸まで目の前から伝わってきます。大ホールでは味わえない感覚でした。
アンコールはバッハ / グノーのアベマリア、ショパンのノクターンでした。
素晴らしい熱演で、ピアノの弦が切れるかと思うほどパワフルでした。口八丁手八丁という言葉がピッタリで、演奏の合間にも興味深いお話を挟まれていました。明るく、元気な方でした。
保屋野先生は30代後半で私の息子と同じぐらいです。これからすぐベルリン(ドイツ)に帰られて、今年9月まで日本には来ないそうです。またこのような機会があってら、是非聴きたいです。自分のこれからの演奏について、練習のヒントをたくさんいただきました。
私はベヒシュタインサロン会員なので、チケットは ¥2,500 でした。とても得した気分で会場を後にしました。
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