2017年1月15日日曜日

2016トスカーナ旅行記(4)シエナ方面ツアー

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朝食に行く途中のホテルのロビー横にある応接室に、クリスマスツリーとキリスト生誕の人形が飾られていました。

優雅な気分で朝食を済ませ、トスカーナ地方を巡るバスツアーの集合場所に歩いて行きました。初日のフィレンツェ半日ツアーと同じ集合場所で、駅構内の薬局前です。
行ってみると、参加者は私たちだけでした。現地ガイドさんと運転手さんと4人で、小型車に乗って9時半前に出発しました。
 先ずはミケランジェロ広場という見晴らしの良い丘に行きました。フィレンツェの街を一望できます。ガイドさんが「いつも混んでいて、良い写真が撮れる場所がなかなか空かない」と言っていましたが、この朝は空いていました。
この広場にもブロンズのダビデ像があります。
 ヴェッキオ橋も見えます。少し霧がかかっていました。

それからサン・ジミニャーノという小さな村に向かいました。塔の街として知られる世界文化遺産です。解説はこちら。
フィレンツェから約1時間で到着。
中世の佇まいが残る町並みをガイドさんの案内で散策します。
 イノシシの肉製品を売るお店が多く見かけられます。


 お土産物店にはトスカーナのワインやオリーブオイルもあります。
この店で試食させてもらい、イノシシのサラミや生ハムを買いました。
 山の上の村なので、平坦な場所はありません。広場も傾いています。

 イタリアの「小さな村の物語」のような光景が広がります。
昔はもっとたくさんの塔があったそうです。
高台に登ると、周囲の美しい景色が広がります。


これぞトスカーナ!

サン・ジミニャーノの村の紋章をつけたパトカー発見。
山の尾根線に作られた村です。

それから、また車に乗ってほんの少しの場所にあるアグリツーリスモ(農園ホテル)にランチに行きました。Fattoria Poggio Alloro という農家です。解説はこちら。
農家の駐車場からサン・ジミニャーノの村が見えます
 この農家で作られたものだけを使った料理が出されます。

 もちろんワインも自家製です。
テーブルの側の暖炉で自家製パンを温めてブルスケッタを作ってくれます。
 チーズやサラミも、もちろん自家製。


 キアーナ牛というブランド牛のミートソースペンネです。
前菜が多くて、ワインも飲んでいたし、半分しか食べられませんでした。
美味しかったけど!
 グリルポークもありました。美味しいので写真を撮り忘れて食べてしまい、残りの一切れです。
 サラダも農園で採れた新鮮な野菜を自家製オリーブオイルでいただきます。
 農家で働く人たちも同じ食堂で昼食をとっていました。
素朴で自然味あふれる美味しいランチに大満足でした。ワインもたくさん飲んでしまった〜。
 この農家でワインやオリーブオイル、蜂蜜を買いました。
それから車で1時間ほどのシエナという街に向かいました。
こんな可愛いバンに乗って行きました。二人だけなのでバスではないし、運転手さんはこのツアー会社を最近退職した元社長さんだとか。

酔っ払ってウトウトしているうちに、シエナに到着です。
午前中は薄曇りでしたが、シエナに着く頃には晴れてきました。シエナは大きな都市です。トスカーナ州シエナ県の県都です。ここも世界文化遺産です。解説はこちら。

シエナ大聖堂

カンポ広場



山あり谷ありの険しい地形に作られた街で、観光は石畳の坂道を歩き続けなければなりません。足腰が強くないと来られない場所ですね。
 広場も微妙に坂です。
街歩きをして、大聖堂に入場しました。
 入り口の装飾が素晴らしいです。

床のモザイクも綺麗です。




 このツアーには大聖堂入場は含まれていなかったのですが、二人だけなのでガイドさんにお願いして時間を作ってもらいました。
入って良かったです。素晴らしい大聖堂でした。










 大聖堂を出て、待ち合わせのカンポ広場へ向かい、午後4時ごろに無事に帰路につきました。

狭い旧市街は工事中の通行止めもありましたが、ベテランの運転手さんは迷わず上手に道を選んで予定通りフィレンツェに戻りました。
ホテルの近くまで送ってもらって、ツアー終了。楽しい一日でした。

 この日の夜は、昼の食事が多くてお腹が空かなかったので、スーパーで果物を買ってホテルの部屋で食べただけで寝ました。

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