昨日のハードスケジュールと夜の冷えで、すっかり体調が崩れてしまったのですが、旅を続けます。幸い頭痛や腹痛は治っていたので、朝食を消化の良いものにして胃腸薬を飲み、予定していたラヴェンナ行きの電車に乗るためボローニャ中央駅に向かいました。
駅前のアパートなので楽です。
9:06発、11番線の普通電車です。チケットはイタリアの鉄道ホームページから買ってEチケットを印刷して持って行きました。
二階建ての車両で、新しい感じの綺麗な車内でした。混んでいなかったので、暖かい車内で座って体を休めることができました。
天気は曇りで、霧が出ていました。車窓には葡萄畑が多いです。
ラヴェンナは世界遺産の町です。アドリア海に面していて、初期キリスト教建築群のモザイクが有名な古都です。
ラヴェンナの解説
駅から徒歩15分ほどで、教会建築群を観て回る共通入場券を買うためのチケットオフィスに到着しました。
ネットでいろいろな人の旅行ブログを読み漁り、旅の準備をしっかりして行ったので、Google マップを頼りに迷うことなくスムーズにチケットを買いました。
先ずはサン・ヴィターレ聖堂へ。
入り口の門でチケットチェックがあります。548年建立の古いシンプルな八角形の建物ですが、中のモザイク装飾は圧巻です!
「呆気にとられる」というのは、こういうことか?と、夫と二人で素晴らしいモザイクに見惚れていました。自分の体調が良くない事など忘れてしまいました。観光客が少なくて、ゆっくりと座って眺められたのは幸運です。もちろん寒いですが、歩き回るので暑い季節より楽です。
サン・ヴィターレ聖堂を出て、同じ敷地内に建つガッラ・プラチーディアの廟にも入場しました。
でも、全く待たずに入場できました。
天井画の青い色が美しいモザイクです。全部モザイクなのですね。
しかし、こんなに保存状態の良いままでモザイク画が残っているなんて、これは絶対世界遺産ですね。いつまでも残って欲しいものです。
歩き疲れて、街中のカフェでひと休みしました。トイレ休憩です。紅茶と小さなドーナツのようなお菓子で5.6ユーロ。
地元の人がくつろいでいました。素敵なマダム達が近くにいて、お洒落なイタリアの女性を近くで観察していました。写真は失礼だから撮らなかったけれど、本当に映画のワンシーンのような光景でした。
それから、チェックしておいたレストランにランチに行く事にしました。
続く。
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