2018年5月11日金曜日

2018年スペイン・ポルトガル旅行記(5ー1)リスボンからシントラ&ロカ岬

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朝から良いお天気に恵まれ、早めに朝食を済ませてホテルの近くのロシオ鉄道駅に向かいました。写真右側が古いサン・ドミンゴス教会です。そして左側が今回3泊したホテル『Feel Like Home - Rossio Prime Suites』です。一番上の階です。

目の前はサン・ドミンゴス広場です。様々な国の言葉で『リスボンー寛容の都市』と書かれた壁があります。アフリカ系の人々が露店を広げています。

ロシオ駅は美しい建物で、馬蹄形の門が印象的です。ホテルから徒歩2分!

シントラは世界遺産の街なので観光の人気スポットです。そのため駅の切符売り場は大混雑していました。シントラとロカ岬の周遊券を買って、電車に乗り込みましたが、とにかく人が多くて座席を確保するため大急ぎでホームに向かい、写真を撮る暇がありませんでした。

満員の近郊電車でロシオ駅から約40分。10時半には駅に着きました。
でもシントラの駅に着いてもホームが人で溢れ、なかなか改札を出られません。



お天気が良いうちに、先にロカ岬へ向かう事にしました。バスに乗り換えて行きます。周遊チケットにはリスボン往復電車、シントラ・ロカ岬バスが含まれています。バスに乗る時に読み取り機にタッチすればOK。

のどかな田舎町の細い道を抜けて、バスはロカ岬のインフォメーションの前に停まりました。そこではヨーロッパ大陸最西端のロカ岬に訪れたことを示す証明書を発行してくれます。11ユーロです。





晴天で風も無く、絶好の観光日和でした。ロカ岬は多くの観光客で賑わっていました。



ポルトガルの偉大な詩人・カモンイスの言葉ここに地終わり海始まるOnde a terra acaba e o mar começa)」が記された石碑があります。



それから、またバスに乗ってシントラの駅に戻りました。






そして駅前のレストランでランチです。調べてあったお店は混んでいましたが、運良く席が空いたところで待たずに座れました。セットメニューが11ユーロで食べられます。スープ、パン、メイン、デザート、飲み物です。
ポルトガルのパンはモチモチしていて美味しいです。

 ポルトガルの伝統的なキャベツのスープ。

 いくつかから選べるので、私はタコのおかゆ(リゾット)。
タコの方がお米より多いぐらいにたくさん入っていました。ムール貝も入っていたのですが、小さくて私にも食べられました。美味しかった!思わず白ワインも頼んでしまいました。

夫は豚肉のロースト。 すごいボリューム!人参の付け合わせも山盛りです。

 デザートに頼んだケーキはとても甘かったので残してしまい、夫が新鮮なイチゴを頼んだのでそれを少しもらいました。満腹です。
お会計をこんな可愛い箱に入れて持ってきてくれます。見たらワインの追加が入っていなくて、発行し直してもらいました。混んでいるとはいえ、のんびりしていますね。
お店の名前は『Incomum by Luis Santos』 ごちそうさまでした!


それからシントラの街歩きに向かいました。ポルトガルの王侯貴族の別荘地として発展したシントラは、個性的な宮殿があることで有名です。
先ずは王宮に向かいました。バスで行くこともできますが、グーグルマップだと1キロもないので歩いて見ることにしました。ところが途中から急な坂道と階段でした。
 二本の塔がある建物が王宮です。
 坂道が続きます。
 長い階段もありました。ふうふう言って休み休み登りました。

 やっと王宮の入り口に着いて、中に入るチケットを購入。

王宮入り口から見たシントラの町並みです。緑が多く、丘にパステルカラーの別荘が建っています。

シントラ王宮の模型です。傾斜地に建っているのがわかります。

豪華な白鳥の装飾が美しい部屋。

 こちらはツバメでしょうか?




 高台にあるので、窓からの景色が綺麗です。

 どのお部屋も素晴らしいですが、特にこのアズレージョの部屋が素晴らしかったです。

 天井の細工も精巧で見事です。






中国の屏風もありました。

 アラブ風の噴水のある部屋。
美しいシャンデリア。


世界遺産の街ですから、常に修復がされています。修復作業も観光の中に組み込まれています。


 王宮の中をじっくり見学して、時間を費やしました。それで他の宮殿はもう諦めてリスボンへ戻ることにしました。素晴らしい王宮に圧倒されて、すっかり満足したのです。

王宮の入り口

様々な別荘

これは王宮の台所の煙突でした


 またシントラ駅まで歩いて降り、リスボンへの電車に乗りました。

続く。

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