早朝からシントラとロカ岬に観光に行き、夕方リスボンに戻ってきました。朝は駅が混んでいてゆっくり写真を撮れなかったロシオ駅に到着です。
以前はこのロシオ駅がリスボンの正面玄関だったそうですが、手狭になって、近代的で大きな駅(オリエンテ駅)を海の方に作り、今は限られた路線の終着駅になっています。
ホテルのフロントの階には広々した明るいリビングルームがあり、お茶やお菓子の用意があります。ホテル宿泊客は誰でも、いつでも利用できるようになっています。
ここでしばらくお茶を飲みながら休んでから、夕方の街歩きに出かけました。
先ず、気になっていたお隣のサン・ドミンゴス教会に入ってみました。大きな外観の教会ですが、火災で痛んでから内部の修復が進んでいないとのことでした。荒れ果てた感じでびっくりしましたが、お祈りに来ている近所の人もいました。
サン・ドミンゴス教会の門
もう足が前に進まないぐらい、たくさんの階段を登り、ようやく教会前に着きました。
教会の正面はさっぱりして地味な雰囲気です。
入場は無料です。このサン・ロッケ教会は日本には馴染みのある教会です。
1584年に天正遣欧少年使節が1ヶ月ほど滞在したそうです。
きらびやかなパイプオルガンがありました。
途中の路上で女スリに狙われて危なかったのですが、パスポートケースに紐をつけてカバンに繋いでいたので、引っ張り戻して無事でした。細い歩道を歩いていて、夫と私の間に割り込んで来て、追いこすようなそぶりをした時でした。油断禁物です!カバンは体の前にして両手で押さえて行動しなければ。
夕食はリスボンの老舗ビアホールに行きました。ポルトガルのSAGRES社直営店で、クラフトビールを扱っています。修道院だった建物を改装したそうで、装飾も美しく広々しています。
おつまみにパンやチーズやパテが出ます。要らなければ断れるそうですが、食いしん坊なのでとにかく試します。
お店のおじさんが、『絶対これがオススメ!二人で分けて食べられるし、お得だよ』と言った料理を注文しました。シーフードであることはわかったのですが、どんなものが出てくるのかわからずにいました。そうしたら、海老の大盛りでした。
タルタルソースは2種類で、一つはカニの甲羅に入ったカニソースでした。そして生牡蠣も付いていました。
数えたら海老の数は22。その海老は一つがけっこう大きいのです。そして新鮮プリプリ!
31ユーロだったけれど、日本で食べたら倍はするでしょうね。
レモンの香りのするお手拭きが付いて来ます。
レストランの名前は『Cervejaria da Trindade』
修道院だった名残が感じられる内装です。
お店の入り口の冷蔵ケースにはには、たくさんの海老が出番を待っていました。お店の名物なんですね。
登って来た道を下って、ホテルに向かいます。
ロシオ駅まで戻って来ました。ライトアップされてエキゾチックです。
明日は世界遺産のベレンとジェロニモス修道院に行きます。
続く。
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