午後1時半から約50分間、演奏しました。
認知症を患う高齢者の介護施設です。
「川のメダカが夢見る頃は、ほ ほ ほたるが火を灯す」
こんな可愛い歌詞、素敵ですね。
オカリナの演奏も1曲入れました。伴奏は自宅でピアノ伴奏を録音し、CDに焼いて持っていきます。
日本の唱歌は歌詞が美しくて、歌いながら感心してしまいます。
「五月雨のそそぐ山田に、早乙女が裳裾濡らして、
玉苗植うる 夏は来ぬ (夏は来ぬ 3番)」
入所者の皆さんは、認知症でも歌は覚えていらっしゃいます。今はもう歌われなくなっているこのような歌を、一緒に喜んで歌って下さいます。
介護施設のレクリエーションとして、入所者の方々の好みに合った内容の選曲を心がけています。季節感も大切です。
そして、歌いやすいテンポで演奏し、その日の様子を観察しながら変化させます。
70代、80代の方が子供の頃や青春時代に歌っていたであろう曲を探して、アレンジし、必要なら楽譜を書き、歌詞カードを作ります。
春夏秋冬でもまとめるので、今までに用意した楽譜や歌詞カードは100曲を超えます。
でもまだ、「この歌を演奏したら喜んでもらえるかしら?」という曲がいくつもあります。
いつまで続けられるのかわかりませんが、声が出て目が見えて指が動くうちは頑張ろうと思います。自分も音楽の力で元気でいられる気がします。
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