2013年9月25日水曜日

パリ旅行記(9/5〜9/12)後記

モンサンミッシェルにて
今回のパリ旅行は本当によく歩きました。
息子夫婦に案内してもらって、盛りだくさんの充実した内容でした。
二人には大変お世話になり感謝しています。私を楽しませようと、一生懸命考えてくれました。
驚いたのは、フランス語がある程度話せるようになっていたことです。2月の渡仏から約半年の間にとても上達しました。レッスンスタジオの仲間や近所のお店の人達ともうまく接していました。パリでたくましく留学生活を送っている様子を頼もしく思いました。
モンサンミッシェルにて

思えば13年前に高校生の息子を連れて行ってから2度目のパリでした。
あの頃の彼は自分の将来と現実に悩み暗中模索の日々でした。母親としては、とにかく芸術の都で本場の空気を吸わせてあげたいと思い、彼が憧れていたパリに連れて行ったのです。オペラ座でダンスを鑑賞させ、美術館を巡り、パリ在住の先輩ダンサーに会いました。
同じような悩みを抱えている同級生の少年も誘って、3人での個人旅行でした。

あれから本人の強い意志と努力と周囲の応援で、ようやく国費留学させていただけるような境遇になれたことは、感慨無量です。

これまで10回に渉っての旅行記は美しく楽しいことを中心に書きました。実際のところは、気温の低さと空気の乾燥で喉や目が痛みましたし、久しぶりの長いフライトで初日の夜に両足がつったり、たくさん歩いて足腰や外反母趾が痛んだり・・・色々ありました。
また、街なかは治安の良くない場所も多く、道路にはゴミや汚物がありました。パリの道は犬のフンが多いと言われていますが、そればかりでなく路上生活者も外で排泄しているようでした。
息子に「お財布やiPhoneは手に持って歩かないですぐバッグにしまう」、「素早く毅然と歩くように」と何度も注意されました。iPhoneはお金になるそうでヒッタクリが多いそうです。
そんなことはありますが、やはりパリは歴史的建造物が多い素晴らしい町だと思います。フランスの首都ですが、東京より京都に似ていると思いました。

ルーブル美術館にて
今度の旅で子供の成長とはうらはらに自分の体力が衰えている事を実感しました。この夏の猛暑で外出をひかえていたこともあり、身体がなまっていたのでしょう。寒いぐらいのパリで毎日歩き回って、疲れましたが鍛えられました。また元に戻ってしまわないように、これからはもっと身体を鍛えなければ!と思っています。
留学期間は再来年の夏までなので、もう一度パリに二人に会いに行きたいです。そして、それまでにもっとたくさん歩けるようになるのが目標です。
二人はきっとフランス語がペラペラになっていることでしょう。
帰路で乗った飛行機





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