2013年11月22日金曜日

京都旅行 2013/11/18 mon.~11/20 wed. (2)

<< 11月19日(火)>>
朝食を済ませてすぐに高台寺の家を出発。この日も晴天です!
叡山電鉄鞍馬線の始発である出町柳(でまちやなぎ)駅にバスで向かいました。
鞍馬駅往復チケットを購入して、いざ鞍馬寺・貴船神社への旅へ!

電車は途中の紅葉を鑑賞するために窓を広くとり、網棚もつけないで窓になっています。
幸運にも本当に見頃の紅葉に囲まれて走りました。


約30分で終点の鞍馬駅に到着です。

鞍馬駅では天狗がお出迎え。

鄙びた山の中の駅です。そして駅の前にも大きな天狗!

鞍馬寺の山門の前には名物の木の芽煮の古いお店が並びます。


鞍馬寺の正門・仁王門で「愛山費」という拝観料¥200を支払い、紅葉の美しい参道を登って行きます。
山の中腹の鞍馬寺本殿金堂までずっと急な上り坂です。



途中に由岐神社という鞍馬の里の氏神様がありました。
この神社のお祭りが有名な【鞍馬の火祭り】だそうです。
樹齢800年という巨大な杉の木があります。
急な石段が続きます



御朱印帳を書いていただきました 
本殿にたどり着くまでには、急な登り坂や石段の九十九折りの山道を15分ぐらい歩きます。かなり疲れました!山登りの装備で来ている観光客もたくさんいました。私たちもスニーカーで来ましたが、バッグはリュックサックの方が良かったかな〜と後悔しました。

休み休み登ってようやく本殿到着。
ラストの急石段・・・ハアハア
でも紅葉が美しい!


こんな高い所によく建てたものです!



鞍馬寺の御朱印

本殿の前の見晴らしの良い場所で、母が作ってくれた松茸ご飯のおにぎりを食べて休憩しました。
それから本殿に向かって左側から奥の院に向かってまた登りです。
貴船神社までの険しい山越え道は、牛若丸(源義経)が天狗と修行したという言い伝えの深山なのです。

参道を登るとすぐに鐘つき堂がありました。誰でもつくことができます。
大晦日の除夜の鐘には行列ができるそうですが、この日は空いていて幸運でした。


またどんどん登って行くと、今度は牛若丸少年が修行しながら背を比べたという言い伝えの石がありました。


鞍馬駅前の仁王門から本殿を経て山道を約1.5キロ登ってきました。
奥の院から貴船まではここから約1キロ!!!


途中で霊宝殿という国宝の木彫り毘沙門天などが安置されている博物館に寄りました。
鞍馬山の自然や、鞍馬山を愛した与謝野鉄幹・晶子夫妻の縁の品々、そして鞍馬寺の仏像が展示されています。
特に国宝の木彫りの仏像の数々は素晴らしいものでした。
天災から守るために頑丈な蔵に展示されていました。


奥の院の手前に義経堂という小さなお堂がありました。
奥州で最期を遂げた義経ですが、御霊はここに戻ってきたという言い伝えだそうです。


それから、通称「木の根道」という木の根っこがむき出しになった山道を進みます。



奥の院に到着した時は足がかなり疲れてしまいましたが、二人ともがんばりました。



その後は貴船まで下り坂が続きます。
登りよりきついので、足腰がガクガクになりました。

この西門が貴船から鞍馬寺に登って行く出発点です。
貴船川にかかる赤い橋を渡ると、すぐに貴船神社の参道があります。


貴船川の渓谷に沿って道が続き、貴船神社から奥宮に行きます。
両側にはお店が並んでいました。



貴船神社の御朱印

貴船神社
奥宮に向かう貴船川沿いのなだらかな上り坂

奥宮の門


奥宮のお社


たくさん歩いて疲れ果て、寒さも加わって消耗しました。
そこで貴船川沿いの茶店で一休みしました。
私はきなこもちです。美味しかった〜♪



帰路は貴船神社前からバスで叡電の駅まで行き、また紅葉に囲まれた車窓を楽しみながら出町柳駅まで帰りました。ちょうどライトアップも始まった時刻でした。
電車の電気を決して、徐行運転するサービスもあって、感激でした。

夕食は京都駅まで戻り、テラス席のある9階のレストランで京都の夜景を眺めながらいただきました。東山から丸い月が昇っていく様子は風流でした。
山登りした身体に生ビールが染みました。

そして、京都駅からバスで清水道まで行き、清水寺の夜の特別拝観に行きました。
月夜と紅葉とお寺が夜空に浮かび上がって、きれいでした。






清水寺の御朱印

清水寺から産寧坂、二年坂を歩いて八坂の塔を横目で観ながら高台寺の家にたどり着いたのは9時半ぐらいでした。
二日目も充実した一日でした。



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