セビリア初日です。
日本とスペインの時差は7時間。今回は初めて深夜便を利用してみたのですが、現地到着が正午ぐらいのため、睡眠がとれていて良かったです。個人差もあるでしょうが、私は深夜に現地に着いてまたすぐ眠る(実際は眠れない)より良いかも。
さて、昼食や買い物を済ませて午後の観光に出ました。
先ずはセビリアの世界文化遺産にして観光名所ナンバーワンのセビリア大聖堂です。
アパートから徒歩5分もかかりませんでしたが、晴天で暑くて汗をかきました。おそらく30度超えだったでしょう。
見事な装飾の豪華な入り口は、あまりに大きくて全体が写せません。人気があるので入場に時間がかかるかと思いましたが、運よく待たずに入れました。
セビリア大聖堂の解説はこちら。
スペインで最も大きなカテドラルです。世界でも3番目とか。
これはコロンブスのお墓です。コロンブスは今でもスペインでは英雄です。スペインの黄金時代を支えた立役者ですから。
立派なパイプオルガンがあります。
どこまでも高い天井。人間の小さいこと。。。
こんな巨大な柱を何本もどうやって運び、どうやって並べたのか?昔の人はすごいです。
これが全体図。左側はオレンジの木が植えられた中庭になっています。
中庭に出ると青空に映えるヒラルダの塔が見えます。上まで登れるそうですが、高いところが苦手な夫はパスです。私も後のことを考えて体力温存のためパス。
しかし、旅行に出る前に何度も観光テレビ番組で見ていた本物に出会えました。
1時間ほどカテドラルを観光してから、街中を歩いてもう一つの世界文化遺産のアルカサル(王宮)へ向かいました。徒歩3分ぐらいですが入り口がわからずにウロウロしました。個人旅行だとスムーズにいかないことが多く、時間が無駄になるような気がしますが、迷ったり悩んだりして行くと記憶がしっかり残るものです。
アルカサルへの途中には観光馬車が日陰で客待ちしていました。馬さんたちも暑いのにご苦労様です。
ようやくアルカサルへの入り口がわかったのですが、並んでいました。それも炎天下で!
すぐ前の若いフランス人のグループは、男の子たち数名が並んでいて後の女の子たちは日陰で休んでいるようでした。列が進んで入場が近くなったらどっとやってきて、カチンときた私は「ちゃんと並べ!」と言いたかった。アルカサルの解説はこちら。
30分近く炎天下で並んで、ようやく入れました。
広いです!
昨年グラナダへ行った時に訪れたアルハンブラ宮殿と似ています。あれほど広大ではありませんが、かなりの規模です。暑い地方なので水や木陰の使い方、風の通し方に工夫がされています。そしてイスラム建築の美しさが全体を支配しています。
アカンサス |
オレンジ |
庭園のあちこちにはベンチが置かれて、休みながら見学できます。湿度が低いため、日陰は涼しくて、爽やかな風が吹きます。
南国ですね〜〜。アフリカが近いのですから当然か。
ブーゲンビリアが満開の壁です。
オレンジの木の根元には水路が設けられています。素敵な光景。
出口付近でフラメンコ衣装の親子を見かけました。
後でわかったことですが、この日はセビリアの春祭りの期間で、街から少し離れた特設会場では地元の人たちがお祭りを楽しんでいたようです。
セビリアと言えば、フラメンコです。美しい衣装を纏って1週間踊り明かすそうです。
アルカサルを出た時刻は18時を過ぎていましたが、まだ太陽はギラギラと真昼間です。
一度アパートに帰って一休みしてから夕食に出かけることにしました。
シェスタですね。
長旅と炎天下の観光で疲れ切って、アパートで一眠りしました。
続く
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