スペイン旅行も四日目です。前日にセビリアからアンダルシアの白い村々を巡ってマラガに入りました。
マラガはアンダルシア州マラガ県の県都で、スペイン南端の海岸線コスタ・デル・ソル(太陽海岸)の中心です。ヨーロッパ屈指の高級リゾート地です。
マラガの解説はこちらです。
午前中は観光周遊バスに乗って街全体を周り、海岸のレストランで昼食でした。
午後は山方面に向かいました。先ずはマラガの城塞『ヒルラルファロ城』に入ることにしました。海岸沿いのバス停留所で周遊バスに乗り、急な坂道をぐんぐん登って行きました。
併設の博物館には各時代の武器や装束などが展示されていました。
高台から海を見渡せます。
こちらは山側です。
マラガの闘牛場も見えます。アンダルシア地方は現在も闘牛が行われています。
細い城塞の上の道を歩いている人たちがいますね。私たちはちょっと怖くて行けませんでした。
それからまた周遊バスに乗って市街に戻って行きました。
二階席の一番後ろの席には、幌の屋根があって日陰になり涼しいです。
マラガ大聖堂の近くの停留所で降りて、中を見学することにしました。前の夜に大聖堂広場で夕食をしましたが、内部は見られませんでしたから。
大聖堂の入り口は正面ではなく、向かって左側の側面にありました。
マラガ大聖堂の解説はこちらです。
天井ドームの装飾とステンドグラスが美しいですね!
聖歌隊席の木造彫刻も全て違った造りで素晴らしいです。
人と比べると、立派な柱の大きさがわかります。
パイプオルガンも豪華です。
マラガの街はモダンな雰囲気なのに、大聖堂は16世紀から建設が始まったので歴史的に古いです。元はイスラムのモスクだったそうです。
大聖堂でゆっくり座りながら休憩もできました。
次はアルカサバ(宮殿)に向かいます。私のiPhonでグーグルマップを頼りに歩きます。以前とは考えられないぐらい便利になりました。
アルカサバの麓にはローマ時代の円形劇場遺跡も残っています。
マラガのアルカサバは、先に訪れたヒルラルファロ城より前に建てられたもので、グラナダのアルハンブラ宮殿を手本に、11世紀のイスラム支配時代に建てられました。
昨年、アルハンブラ宮殿に行ったので、よく似た造りだとわかりました。でも規模はかなり小さいです。
高台にあるので、登るのがとても大変でした。急な細い坂道(それも石畳)を登ります。
イスラムの香りのする門構えです。
この辺りはかなりの急坂です。
ようやく宮殿のお庭らしきところに到着しました。
装飾も上品で繊細。居心地良さそうですね。
やれやれ、想像以上に高くて大変だった!
現代のような重機も無いのに、 古い地層の上に人力で建てられた立派な宮殿には驚かされます。
この模様と細い柱の並びが素敵です!
ここまで徒歩で登るのはきつかったですし、下るのも結構きつかったです。アルカサバを後にして、市街に出ました。
ローマ時代の劇場遺跡の前の広場で、ハープのストリートミュージシャンが演奏していました。珍しいですね、ハープなんて。
投げ銭を入れて動画を撮らせてもらいました。後ろでは子供達がボールで遊んでいます。
坂道を登って疲れたのでどこかで休みたいと思っていたら、モンタディト(セビリアやロンダにあったチェーン店)がありました。
ファンタオレンジ1ユーロで、ちょっと休憩。すでに18時を過ぎています。
それからメルセー広場に行き、ピカソの生家博物館を見学しました。
ピカソはここで生まれて数年間を家族と過ごしたそうです。
父親も美術教師だったそうです。父親の作品やピカソのデッサンや、当時の様子が再現されていました。館内は撮影禁止でした。
この家の窓から、幼いピカソは広場を眺め、鳩を描いたりしていたのでしょう。
昨年グラナダで入った安くて美味しいお店の姉妹店があるのを調べておいたのです。
コンスティトシオン広場を通り抜け。。。
マラガの市街を歩いて行きます。
お店の名前は『LA CUEVA de 1900 』
天井から生ハムがたくさんぶら下がっています。
もちろん注文しました。
赤ワインはデュエロ。
幸せ〜〜〜。
珍しいので、七面鳥のサラダを注文。これがとっても美味しかった。
イベリコ豚のソテー。美味しいに決まってる。
お店の外観です。
ホテルまで数分で帰れます。
マラガの旧市街は徒歩で回れる規模なので、楽しかったです。それに気候が良くて涼しいのでよく歩けました。充実の一日でした。
続く
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