2017年6月6日火曜日

2017年スペイン旅行記(2−1)セビリア街歩き・午前

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朝から晴天です。アパートで簡単な朝食を済ませ、洗濯してから市内観光に向かいました。
アパートの玄関にて
 先ずは近所の広場に向かいます。日曜日の朝の街はひっそりしています。
街角にあるマリア像。あちこちにあります。京都のお地蔵さんみたいです。
 5分ほど歩いて、日曜の朝に骨董市が開かれるという広場に入りました。
半円形をした小規模な広場です。

 広場の中心には噴水がありますが、工事中のようです。

特に有名では無く、観光客も来ない場所のようですが、 美しい装飾です。

広場の名前は PLAZA del CABILDO。
 骨董市の準備が始まっています。


ぐるぐる見て回って、黒い蝶のブローチと絵葉書を買いました。「一緒に写真を撮っていいですか?」と話しかけたら、照れて顔を下に向けてしまった店主さん。



それから、また歩いて10分ほどの闘牛場に向かいました。
闘牛はスペイン北部では行わなくなったところが多いですが、アンダルシア地方では今でもあります。

闘牛場正面玄関
 英語のガイドツアーがあるので、申し込みました。
他のもう一組と6名で、ガイドが一人付いて施設の中を歩きました。

先ずは闘牛の歴史博物館に案内されます。
昔は馬に乗って行っていたそうで、馬が犠牲になったそうです。


闘牛士の衣装や牛の剥製など、たくさん並んでいます。

そしていよいよ闘牛場の客席へ。広いです!



 最後に、闘牛士が試合の前に祈る祭壇も見学しました。
牛との戦いで命を落とす人もいるそうです。


合計1時間ほど闘牛場にいたでしょうか。売店でお土産にマグネットを買いました。

それからスペイン広場に向かって歩きました。バスで3駅なので乗ろうかと思いましたが、川沿いの景色を眺めながら歩くことにしました。

 素晴らしい晴天です。暑くなってきました。ハカランダの紫色の花が綺麗です。
グアダルキビル川のほとりを歩きます。夾竹桃の花も美しく咲いています。
この川から海に出て、アメリカ大陸から巨万の富を得たのです。

 セビリアの黄金時代の象徴であるオロタワー(黄金の塔)です。建設当時は黄金で飾られていたそうです。
 観光馬車がたくさん走っています。

少し迷いながらも、30分ほど歩いてスペイン広場に到着しました。

セビリア観光の人気ナンバー3に入る有名な広場です。
セビリアのスペイン広場の解説はこちら。

気温が上がって、すでに30度を超えていると思われます。日陰は涼しいのですが、炎天下には出られません。きつい日差して、体がヒリヒリするぐらいです。
 でも、歩いている人もいますね・・・。
 私たちは回廊の日陰から観光しました。見学は無料です。

 広場ではフラメンコのパフォーマンスが行われていました。
踊りも素敵ですが、ギターや歌もかっこいいです。動画に収めてみました。
街の喧騒と、スズメのさえずりと、フラメンコの音楽。

歩きっぱなしで疲れてしまい、暑さも厳しくなってきたので、ランチ休憩にしました。
近くにあるセビリア大学の前のお店に入りました。ここも事前に調べておいて、行きたいと思っていたところです。
お店の名前は セルべセリア 100モンタディトス
モンタディトとは小さな焼きサンドイッチのことです。
挟むものが選べて、どれも1ユーロ。ビールも1ユーロ。
学食のようにカウンターで注文して、カウンターに取りに行きます。    

店内の様子
お店の入り口

モンタディト4個 4ユーロ
カリッとしたパンが香ばしくて美味しい!

シザーサラダ 2ユーロ
生ビールが2杯で2ユーロ。
安くて美味しいので、白ワインとかコロッケとか、追加注文してしまいました(^^)

店員さんはスペイン語しか話せませんが、指差して身振りで何とかなります。
店内には昔のセビリアの写真が飾られ、良い雰囲気でした。近所の家族づれや若い人たちで賑わっていました。事前調査大当たり!♪

名前を伝えて、できたら呼ばれるのですが、
SACATAになっていますね。

居心地よい店で長めにゆっくり休憩して元気が出ました。
すっかり気分が良くなって、午後の観光に向かうことにしました。

続く

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