<< 12月11日(水)>>
朝から電車でボローニャを発ち、フェッラーラに観光に行きました。
午前中はエステンセ城を見学し、ランチにフェッラーラの特産品をいただきました。
午後は街歩きです。Googleマップを頼りに、ヴォルタ通りを目指しました。
10分ほどで中世の趣が残っている路地を見つけました。
この路地はフェッラーラの観光名所になっています。
観光シーズンではないので空いていました。お陰でゆっくり写真が撮れました。きっと夏は人が多いのでしょうね。
それからまた街中に戻り大聖堂に向かいましたが、改修工事で中には入れませんでした。残念!!
それで、大聖堂(カテドラーレ)の宝物を展示しているMuseo della Cattedrale に入ってみました。大聖堂のすぐそばの小さな教会にあります。
チケットは6ユーロでした。
古い楽譜です。絵が素敵ですね。
歴史を感じさせる静かな回廊。
有名な彫刻「ザクロの聖母」
右手にザクロを持っています。
巨大なタペストリーの展示には驚きました。16世紀のものだそうです。
よく見ると残酷な描写が多いです。悪を処刑しているのでしょうか。
首を切り落として、血が吹き出している・・・。
こんなタペストリーを飾って、気持ち悪くないのですかね?
こちらはユーモラスな 彫刻。
見学しているのは 私たち二人だけで、美術館の監視員の数の方が多かったです。
大聖堂の前の広場には大きなクリスマスツリーが飾られていました。
大聖堂の前ではフェッラーラ大学の学生が卒業を祝って記念撮影をしていました。頭に月桂樹の冠を被っているのでわかります。
大学の近くにはスペインでよく見かける安い食堂チェーン店モンタディトスがありました。「何でイタリアに???セビリア大学の前にもあったね〜」と笑ってしまいました。こちらでも学生のたまり場かな?
大聖堂からまた歩いて、ディアマンテ宮殿に向かいました。
途中には立派な街並みが続き、「ルネッサンスの町」として世界遺産に登録されたことがよくわかります。
ディアマンテ宮殿の近くに着きました。大理石で造られたファサードがキラキラ光ってダイアモンドのようなので、Palazzo dei Diamanti の名があるそうです。大聖堂から15分ほど歩きました。
中は国立絵画館になっています。
フェッラーラ派というジャンルの作品を多く展示しています。
実はこの辺りで私たちの疲労がピークに達していて、絵を観ながらぼんやりしていました。
今、写真を見ながら思い出していますが、記憶が曖昧です。
この絵画館も見学している人は居なかったです。人ごみが苦手なので、その点は助かりました。
1時間ほど見学して、 「疲れたねー」と言いながら外に出ました。
外はもう夕暮れでした。
大聖堂の方面に戻り、エステンセ城の前のバス停からバスに乗って駅に向かいました。
エステンセ城がライトアップされていました。
続く。
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