2020年2月27日木曜日

2019年イタリア旅行記(6−2)モデナ観光 午後 ランチ、フェラーリ博物館

 << 12月12日(木)>>

朝からボローニャを電車で発ちモデナに到着しました。みぞれの天気で寒かったです。
午前中は世界遺産の大聖堂やモデナ旧市街の市場を観光しました。全部徒歩です。

モデナでのランチは、地元の食堂といった雰囲気のTrattoria ALDINAに行きました。市場のすぐ近くです。

 お店は階段を登って2階です。


時間が早かったのですぐに席に案内されましたが、瞬く間に満席になりました。
お店の人にメニューをお願いしたら、「Voice menu!」と言われました。そして今日の料理をペラペラと説明し始めたのには驚きました。でももう数日イタリアに居てだいぶ慣れていたので、何とか注文できました。
サラダと赤ワインのグラス。そして夫はニョッキ、私はスープトルテリーニ。

ニョッキの上には名産のバルサミコ酢がたっぷりかかっていました。

熱いスープが冷えた体に嬉しかったです。ジワッと美味しかった!

食後に何か注文しようと思いましたが、満席で店員さんが忙しく、無理でした。

入り口近くでは、空席待ちの人が並んでいました。

ぎっしりと並んだ席をかき分けながらレジまで行き、支払いを済ませました。
29ユーロ!この旅行で一番安かった食事です。
帰りにお店のカレンダー2020をくれました。

外にも入りきれないお客さんが待っていました。後でガイドブックを見たら、郷土料理の店として紹介されていました。人気店なのですね。入れてラッキーでした。

お店を出て、また街歩きを始めました。
でも昨日かなり疲れていたので、予定より早くボローニャに戻ろうと思いました。
先ず、グランデ広場に戻って観光案内所に行き、バルサミコ酢のお店を教えてもらいました。係りの女性が「ここね〜」と地図に丸を付けてくれましたが・・・

でもうまく見つからずに、結局グランデ広場の屋台に出店していた地元の生産者から買いました。英語が全く話せない店員さんでしたが、身振り手振りでお買い物終了。

それから、エステ家の美術館を見学するのは中止して、鉄道駅に近いフェラーリの博物館だけ見学する事にしました。
クリスマス飾りの街並みを歩いてエンツォ・フェラーリ博物館に向かいました。








途中にエステ家の宮殿Palazzo Ducaleの前を通りました。


その庭園は市民公園として公開されています。

 その中を抜けて駅の方角へ歩きました。
小雨模様の12月の庭園は人がいませんでした。


15分ほどで、目的地に到着です。

入場料は一人16ユーロでした。なかなか高い!
チケットの表
チケットの裏

中に入って、素晴らしい展示にびっくりしました。

巨大なドームの中にゆったりとフェラーリの歴史的名車が年代順に展示されています。
 解説もたくさんあります。



しばらく観ていると、会場が暗くなって、スクリーンが現れ、フェラーリ氏の若い頃からの伝記映画を上映してくれました。入場者はまばらだったので、好きな場所に座ってゆっくりと観られました。

 バックミュージックは同じくモデナ出身のテノール歌手パヴァロッティの歌声でした。高級感溢れる場違いな状況にちょっと気後れしてしまいました。
ちなみにパヴァロッティのお葬式は世界遺産であるモデナの大聖堂で行われたそうです。

今回、イタリアで観てきた中で唯一現代的な場所でしたが、イタリア人のデザインセンスの良さが感じられました。





モデナの町は世界遺産のある旧市街でも、駅前でも、人通りが少なく落ち着いていました。季節的に観光客が少ないのですね。人混みが苦手な私たちには街歩きが楽です。たくさん歩いても汗をかかないので消耗しません。寒さも日本の関東地方と大差ありません。

 駅まで10分ほど歩いて、15:38モデナ発の電車に乗りました。

買ってあったチケットはもっと遅い時間の電車でしたが、指定席ではない普通電車ですし、車掌さんがチェックに来ないので大丈夫でした。
 16:10にはボローニャに着きました。
駅の構内にあるスパーで買い物しました。 ここは便利で、滞在中何度も行きました。


荷物を置きにアパートに戻り、一休みしてから夕暮れのボローニャ旧市街に買い物と食事に出かけました。

続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿