周遊といっても昨年のようにいくつもの都市を泊まり歩くのでは無く、リスボン4泊・ポルト5泊の旅でした。そして重要な違いは、母と一緒に行ったことです。
2017年9月にもスコットランドに一緒に行きました。グラスゴーに6泊しました。それから「また外国旅行したいなあ、できるかなあ、、、」と言っていた母に、「今度はどこに行きたいの?」と尋ねたところ、「ポルトガル!ロカ岬!」という答えが帰ってきました。既に88歳になっているし、もう旅行会社のツアーに参加するのは体力的に無理です。個人旅行で無理のないスケジュールでなら行けると思って、同行することに決め、昨年の秋から計画を練っていました。
そして、いよいよ行けることになったのです。当日まで体調の変化や怪我が無いと良いと心配していましたが、無事に出発の運びとなりました。
<< 5月5日(月・祝)& 6日(火)>>
母とは5/5の夜10時に羽田空港国際線出発ロビーで待ち合わせでした。母は新宿から空港バスを利用。私たちより早く着いていました。
全日空カウンターでチェックインを済ませ、母は予約しておいた車椅子でビジネスラウンジへ。私たち夫婦はエコノミーなのでラウンジへは入れず、空港内でウロウロ待機。
そして日付が変わった5/6の午前0時10分発のフランクフルト行きに搭乗しました。深夜便は翌日の昼間に現地に着くので、明るい時間の中でホテルに入れるのが気に入っています。
フランクフルト空港(ドイツ)には現地時間の午前5時20分到着でした。7時間の時差ですから、約12時間の空の旅の間、私たちはほとんど眠っていました。深夜便は睡眠の時間に飛んでいるのでその点でも楽です。母もよく眠れたそうです。
リスボン行きのフライトまで約4時間の乗り換え時間がありました。
またしても母は車椅子でビジネスラウンジへ。フランクフルト空港でパスポートチェックや手荷物検査がありますが、母と一緒だと優先入り口からスイスイと入れます。
現地の係員に介助されて、ご機嫌な様子です。
私たちは空港内のカフェでドイツビールとサンドイッチの朝ごはんにしました。機内食はあまり美味しく無いですから・・・。
ドイツのハムやチーズは美味しいです!そしてビールもネ♪
フランクフルト空港からリスボン空港へ行くルフトハンザ便のフライトの乗り場はタラップでした。
母は元気そうにタラップを上って行きました。
リスボン空港までは約3時間です。近くなるとテージョ川とリスボンの街並みが見えました。ドイツとポルトガルにも時差があって、1時間です。11時20分にリスボン空港に到着しました。
リスボン空港でも車椅子のお世話になりました。母と一緒に羽田空港でチェックインした時に預けた荷物は、すぐに出てきました。ビジネスクラス扱いなので、早いのです!
リスボンの中心地であるロシオ広場で降りて、5分ほど歩きます。ホテルまでの途中で焼き栗売りの屋台を見つけた母は、早速買っていました。
食べた感想は「京都の焼き栗の方が美味しい」だそうです。日本のものより大きいです。私は優しい甘さで美味しいと思いましたけどね。
ホテルのチェックインの時間14時にはまだ少し早かったのですが、お部屋に案内してくれました。母はお風呂に入って夕方までお昼寝です。
私達は夕方まで観光することにしました。先ずはリスボンの公共交通(バス・メトロ・トラム)に乗車するためのプリペイドカードを買いました。Suicaと似たカードで、足りなくなったらチャージして使うものです。発券代が0.5ユーロ、1回乗車が1.3ユーロです。これはリスボンだけしか使えないので、20ユーロ分にしました。
ホテルの近くのメトロ・ロシオ駅に券売機がありました。駅員さんがそばに居て買い方を教えてくれました。ポルトガルの駅員さんは英語が上手です。ポルトガル語はわからないので助かりました。
この日は昨年行けなかったリスボンの城、サン・ジョルジェ城へ行くことにしました。
続く。
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