2019年5月29日水曜日

2019年ポルトガル旅行記(3-1)ベレン地区

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リスボンは朝から雨が降っていました。
この日に観光を予定している世界遺産のジェロニモス修道院やベレンの塔は、リスボンの中心地から8キロほど離れています。昨年は日本人ガイドさんの案内するツアーで路面電車を利用して行きましたが、徒歩の距離が長かったです。
母には無理だと思い、Tuktukトゥクトゥクという乗り物で回るツアーを申し込みました。

午前10時にホテルまで迎えにきてくれ、ベレン地区を回って、12時にホテルに帰ってくるプランです。15,000円と、ちょっと高めでしたが、長く歩けない母と一緒なのでしょうがないです。タクシーをチャーターすることも考えましたが、私がトゥクトゥクに乗った事が無く、乗ってみたかったのです。

時間通りに英語の上手な運転手さんが迎えに来てくれました。年配の男性でした。

雨なのでビニールの幌をかけてあります。天気が良い時は、オープンカーになります。

 夫が前に乗って、私と母は後ろでした。
リスボンの街中は石畳が多く、ガタガタと揺れました。でもベレン地区に近づくと道路が広く舗装されていて静かでした。30分もかからずに、ジェロニモス修道院に到着。

世界遺産でもあり、リスボンで一番の観光名所なので、入口はとても混んでいました。無料で入場できるサンタマリア教会だけ見学します。修道院全体を見ようとすると、1日かかるそうです。昨年も教会だけでした。

 狭い入り口に観光客が殺到して、大変です。入場整理する係員が居なくて、混乱しています。

 ようやく中に入れました。
 教会の祭壇にお祈りする母。



1年ぶりに見る ヴァスコ・ダ・ガマの棺です。

棺の横には彼が航海に使ったであろう帆船が彫られています。



 こちらは国民的詩人カモンイスの棺。昨日訪れたロカ岬のモニュメントに彼の詩が書かれていました。

教会内部は薄暗く、フラッシュ撮影は禁止なのでうまく撮せませんね。



観光客で溢れた教会内部から出るのも一苦労でした。出口が狭いのです。
日本だったら、世界遺産の場所には係員が居て整然と交通整理するでしょうに、ポルトガルの人たちはのんびりしています。観光客も文句も言わずにノロノロと前進していました。
ジェロニモス修道院の解説はこちらです。

修道院前広場の、トゥクトゥクの待っている場所まで行き、次の目的地のベレンの塔に向かいました。こちらも世界遺産です。


 ベレンの塔に着いた時が一番雨足がきつく、風も強かったです。
 傘をさしていられないほどなので、塔の近くには行かずに、写真だけ撮って退散しました。
ベレンの塔の解説はこちらです。

 運転手さんはしきりに気の毒がって、今日は残念だけど明日は良い天気になるよ!と言っていました。

 発見のモニュメントにも寄ってくれたのですが母が疲れてしまって、もう降りたくないと言うので、ホテルに戻ってもらいました。
雨のリスボンの街は渋滞していました。12時過ぎにホテルの近くまで戻ってきました。
 ホテルの横の駐車スペースでドライバーさんと記念撮影です。お疲れ様でした。


ランチはホテルの最上階にあるレストランに行きました。リスボンの街が見渡せます。お天気が良かったらもっと綺麗だったでしょうね!



先ずはサングリアをピッチャーで注文しました。フルーツがたくさん入っていて、アルコール強めの作りでした。美味しかったです。
 夫はオムレツ。

私はキノコのリゾット。大きなキノコがゴロゴロ入っていて、グリーンアスパラガ乗っていて、とっても美味しかったです!

母は、またスープ。ポルトガルのパンも気に入っていました。


エビのサラダも注文しました。

ランチの後、母はお昼寝で、そのまま朝まで部屋で休んでいました。夕食に果物と水を差し入れしました。普段の生活に比べてハードスケジュールなので、わかっていた事とはいえ疲れていました。

私達は午後も観光に出かけました。
二人だけの旅行の時は朝から歩き通しが多いので、ランチにワインを飲むと疲れがどっと出る事があります。でもこの日の午前中は乗り物に乗りっぱなしだったので、元気いっぱいです

続く。

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