2019年1月8日火曜日

2018年イタリア旅行記(2−1)フィレンツェ街歩き

先日パソコンは買ったのですが、設定を息子のお嫁さんに今週末にやってもらうので、iPhoneから写真が取り込めません。
そこで、Facebookの自分の投稿にiPhoneから写真を非公開Upし、パソコンでそれを1枚ずつ保存する・・・という方法をやってみました。これは面倒くさい!
でも二日目の写真だけ取り込んだので、二日目の旅行記をUpします。

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ホテルで朝食を済ませ、フィレンツェ街歩きに出発しました。
初日の午前中はサン・ロレンツォ地区を回ります。予め調べて置いたメモ帳を頼りに歩きます。

ホテルの朝食ルーム

ホテルのフロント

 先ずは近くの中央市場に寄ってみました。前回(2016年12月)も入りましたが、やはり朝の市場は魅力的です。



特に買い物はないのですが、広い市場を散策して楽しみました。

市場の建物
 それから徒歩10分ほどの場所にある貴石加工美術館に向かいました。
あまり有名ではない美術館ですが、前回のフィレンツェ旅行で訪れたメディチ家礼拝堂の大理石加工技術に感動して、ぜひ訪れたいと思っていました。

貴石加工美術館の解説はこちらです。


様々な色の石の形を作り、貼り合わせて絵画のように細工してあります。


美しいだけでなく、石の持つ独特な輝きが重厚な雰囲気を出しています。
「本当に石なのかな?」と思わせられるほど精巧でした。
展示されている部屋も宮殿のよう。

1階が美術館スペースで、2階は原石や加工機械が展示されていました。加工機械もアンティーク家具のように素敵でした。世界中から美しい石が集められていました。


因みに、2016年にメディチ家礼拝堂を訪れた時のブログはこちらです。

私たち以外には誰も訪れていませんでした。施設の職員が近所の人と雑談している声が静かな館内に響いていました。
素晴らしい作品ばかりで、夫と二人で興奮して写真をたくさん撮りました。ミュージアムショップでガイド作品集も買いました。

貸し切り状態で、ゆっくり鑑賞できました。
広い美術館ではないので、1時間半ほどで全部を巡ることができました。

午前中にもう一箇所行けそうなので、徒歩5分ほどの場所にある捨て子養育院美術館へ向かいました。フィレンツェは美術館・博物館だらけの街です。

サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会前の美しい広場に面している建物です。




サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場
 美術館になっている旧養育院の外には、赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト」のようなものが残されていました。

 捨て子養育院美術館の解説はこちらです。

事情があって子供を育てられない人が預けに来る施設で、ブルネッレスキ(フィレンツェ大聖堂のクーポラを設計した人)が設計して、1445年に完成したそうです。

施設の入り口は建物に向かって一番左側の階段の下です。入場券を買って入ります。ここもガラガラに空いていました。

2016年にリニューアルされたそうで、展示も新しい方法が取り入れられて分かりやすかったです。子供を置いていく時の引き換えに、いろいろなものが残されていました。後に迎えにきた時に自分の子供とわかるようにするためです。貧しい人は布の切れ端だったりしていました。迎えに来てもらえなかった子供は、ここで成人したのでしょう。

養育院の歴史を解説した展示スペースではたくさんの古い写真が残されていて、乳母さん達が赤ちゃんの世話をしている様子も見られました。フィレンツェの資産家や聖職者が養育院に尽力したそうです。

先ほどの貴石加工美術館よりずっと大きな施設でした。建物の4階が美術館スペースになっていました。


そして、最上階には見晴らしの良いカフェがオープンしていました。フィレンツェ・マダムの憩いの場かも。観光客にはあまり知られていなさそうです。
私たちはしっかりランチしたかったので、このカフェには入りませんでした。

ランチタイムになったので、近所のサン・マルコ広場にあるレストランに行くことにしました。ここも下調べしておいた店です。午後一番に行く予定のフィエーゾレに向かうバスの停留所の近くです。
Ristorante Accademia で美味しいランチを楽しみました。

地元のワイン
 グラスワインでも、テイスティングさせてくれました。
トマトのブルスケッタ

ニョッキ

キノコのピザ
このピザは最高でした!

締めはレモンチェッロ
落ち着いた店内で、スタッフも上品でした。トイレも綺麗でした。

さあ、午後はバスに乗って郊外へ行きます。


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