2019年ポルトガル旅行記（８−３）ポルト四日目の夕食

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夕食に予約した店は、ドウロ川沿いの庶民的なバルでした。
A Bolina です。

旅に出る前に、ネットで色々な人のブログをチェックして情報を得るのですが、その中で気になった店でした。
店内は石造りで洞窟のようです。満席でした。

店の中からはドウロ川や対岸のピラール修道院が見えました。夜７時なのにこの明るさです！外にも席が並んでいました。

先ずはワインを注文。ポルトガルの白ワインで、大好きなアルバリーニョ種です。

 ハムの盛り合わせ、トマトサラダ、ツナのマリネ。

 日本のどんぶりのような陶器の器にたっぷり入っていて、ボリュームがありました。素材も新鮮で、味付けも美味しかったです。
それなのに安いのです。

 ワイン１本とミネラルウォーターも頼んで、二人で34.7ユーロでした。
人気があるはずですね。チップ分を足しても40ユーロでお釣りがくるのはコスパ最高です。

店を出たのは８時半過ぎなのに、まだ明るいです。

それからバスに乗ってホテルに帰ることにしました。
バス停で一緒になった青年が話しかけてきて、日本に行ってみたいと言っていました。その人はポートワイナリー・カレムで働いているそうでした。「一昨日カレムに行きましたよ」と話したら、喜んでいました。

ホテルの近くまで着いた時にはやっと日が暮れて来ました。

街はまだ賑わっています。

昨日ボルサ宮の待ち時間に入った店で、もう少し飲むことにしました。店内ではなく、路上の席です。混んでいましたが、何とか座れました。昼間は晴天で暑かったですが、夜は心地よい気温です。

イカのリングフライ。肉厚で美味しいイカでした。立派なレモンの輪切りが添えられています。

サングリアは赤と白。

 タコのマリネ。酸味がしっかりしていて、良いオリーブオイルの香りが最高でした。

近くの路上演奏が終わると、チップを集めに来ます。
小銭をたくさんまとめて、日本の可愛いポチ袋に入れて差し出したら、周囲の観光客にウケてしまいました。
この場所はサン・ドミンゴス広場と言って、ホテルのあるフローレス通りをサン・ベント駅を背にして歩いて来た突き当たりです。ポルト滞在中に何度も歩いた素敵な場所です。

お店の名前は　Restaurante Picota Bar です。全部で18ユーロでした。こちらも内容の割に安いです。リスボンに比べて、ポルトは物価が安いように感じました。

私たちは、格式の高いレストランより気軽な雰囲気の居酒屋が好きです。そんな店を２軒ハシゴできて、楽しい夜になりました。

明日はポルトガル旅行最終日。
世界遺産の街にしてポルトガル発祥の地である、ギマランイスへ電車で往復します。

続く。