2019年7月23日火曜日

2019年ポルトガル旅行記(10)帰国〜最終回〜

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5/5(日)の深夜から始まった今回の旅行も、ついに帰国の日になりました。機中1泊で、5/16(木)の昼に羽田に到着します。

ポルトのホテルをチェックアウトして、タクシーを呼んでもらい、ポルトの空港に向かいました。今回泊まったホテルは繁華街にあるため、前の道路が午前11から夜まで歩行者天国になります。でも、朝早くならホテルの玄関の目の前まで迎えに来てもらえます。
タクシーはホテルに頼むと高いです。Uberなら半額以下だと思うのですが、チップを含めて空港まで30ユーロもかかりました。
まあ、大きなスーツケースを運んでもらったし、ポルト大好きだから、少しぐらいいいかな。

朝食にはポルトガル名物エッグタルトをいただきました。

夫のお気に入りはフルーツポンチです。密封容器に一つずつパックされているものです。


LUSOはポルトガルに居る間、毎日飲んでいたミネラルウォーターです。お世話になりました。

私たちの部屋は204のツインルームでした。

 ホテルのフロントでタクシー待ちです。

タクシーは予定通り到着して、スイスイと走りました。



ポルト空港到着。

昨年も利用しましたが、新しくて綺麗な空港です。

チェックインした後、 母は早速車椅子を手配してもらい、係員が一人付いてくれて、ビジネスラウンジに入りました。



フライトまで時間があったので、ラウンジに入れないエコノミークラス席の私たちは(笑)ポルトの思い出にお寿司を食べてみることにしました。


 キリン一番搾りやおてもとなど、面白かったです。

 にぎりはエビとサーモン。鉄火巻きにかっぱ巻き。わさびはタワーのようにお皿の横に付いていました。

 新鮮な素材で、お米ももっちりしていて、美味しかったです。日本でもっと不味いのがありますから。
 奥のカウンターで握っています。

でも32.65ユーロは高いですね。空港内はすべて高いです。


 それから、お土産ショップをウロウロして時間を潰しました。
ポルトガルのロバのミルクの石鹸を買いました。昨年もここで見つけたのです。クレオパトラもロバのミルクのお風呂を愛用していたとか?古代から美肌効果には定評があるそうです。珍しいのでお土産に。

ポルトからフランクフルトへ飛び、羽田行きに乗り換えます。母が乗せてもらうカートに私たちも乗せてもらいました。広いフランクフルト空港内を、あっという間に移動です。パスポートチェックも手荷物検査も一般とは違うゲートからスイスイと進行しました。ビジネスクラス利用の車椅子だと、特別待遇です。そして私たちも同行者として便乗しました。
まあ、ビジネスの航空券代金はエコノミーの4倍ですから、それも有りですね。


 予定通りのフライトで、無事に羽田到着。
 母は羽田でも出口まで車椅子です。荷物も一番にターンテーブルに出てきます。特別待遇効果ね。


母を新宿行きのエアポートバスに乗せて、今回の旅行のお役目終了です。
私たちも運良くつくばセンター行きの高速バスに乗れました。本数が少ないので、乗れたことがありませんでした。

今回の旅行は、88歳の母の体調を考えながらのゆったりスケジュールでした。タクシーも頻繁に使いました。食事代やタクシー代は母が半分以上払ってくれました。でもホテル代が高かったです。1泊2万円以上の宿泊なんて今後無いでしょう。

母が「車椅子に乗ってでも海外旅行がしたい」という気持ちがあるのには、誰もが驚きます。信頼のおける、甘えられる家族が一緒だからできる事でしょう。
母の話し相手になり、手を繋ぎ、通訳し、荷物を持って世話をしてくれた夫には、本当に感謝しています。正直、大変でした。お疲れ様でした。
旅の途中では疲れて機嫌が悪く、文句やわがままを言っていた母でしたが、帰国してからは「すごく楽しかった!!」と喜んでいました。

母がずっと行きたがっていたポルトガルに連れて行ってあげられて、良かったです。旅行会社のツアー添乗員のようには案内できませんが、母の言いたい放題を聞いて好きにさせてあげられるのは、私しかいないのかもしれません。
「娘を産んでおいて良かった〜! あんたは気の毒ね、男の子だけで、、、」と、可愛く無いことを言う母でした。


今度また海外旅行に連れて行ってと言い出したら、その時は介護料として旅行代を全額払ってもらおう!

終わり。

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