2023年3月26日日曜日

2023年ポルトガル旅行記(7ー1)鉄道のストライキとポルト出発

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2/20(月)の深夜にトルコ航空機で羽田空港を出発して、イスタンブールで乗り換え、2/21(火)の午前中にポルト空港に着きました。

2/22(水)はポルト市内を観光しました。

2/23(木)は朝から近郊電車で1時間のギマランイスという世界遺産の街へ日帰り観光しました。

2/24(金)はブラガと言う古都へ日帰り観光しました。

2/25(土)はポルト市内でポートワインの蔵を見学したり買い物したりしました。

2/26(日)は昼間はポルト市内を観光し、夜はサッカーFCポルトの試合観戦でした。

この日はポルトからリスボンに向かいます。チェックアウトの支度をしながらテレビを見ていた夫が「ニュースで鉄道がストライキに入ったと報道しているらしい、、、」と言いました。


ネットで調べてみると、本当に止まっています。私たちが乗る予定の列車も止まっていました。アパートの管理会社や、リスボンで2/28にPCR検査を受ける予約を依頼している旅行代理店や、ロコタビのTさんにメールやLINEでストの詳細を尋ねました。

今日のうちにリスボンに到着して、明日午前中のPCR検査を受けなければ帰国できません。困りました。

今朝急に始まったばかりのストライキらしく、皆さんよくわからないようでした。旅行代理店は高速バスを利用する手もあると教えてくれました。

とにかくチェックアウトして、路線バスでヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの駅まで行ってみました。

アパートの玄関前

ところが、鉄道の窓口はシャッターを下ろしていました。困った表情の人達が数人いる待合室に座って必死にネットを調べていると、ストライキは主に近郊電車中心で、急行列車は間引き運転しているということがわかりました。私たちの乗る列車は朝の時点で動いていなかったですが、2時間後の同じ急行列車が運行していました。ポルトガル鉄道のHPには「ストライキで運行中止の同じ値段の列車は変更無料にする」とあったので、すぐに手配をしました。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア駅

その後でロコたびのTさんから「あなたの乗る列車は動き始めましたよ」と連絡が来ましたが、私たちが調べている時点では運行していませんでした。ネットやHPではズレがあるようです。

とにかく変更できて、新しい指定席のチケットもPDFで送られて来たのでホッとしました。14:42発リスボン行きのインタシティーです。

そこで駅前のレストランで昼食にしました。Frango Sobre Rodas という庶民的な駅前食堂でした。


英語を話せる店員が1人(女性)しかいなくて、その人が色々説明してくれました。お昼の定食があって、料理にスープや飲み物も付いているそうです。魚・肉・パスタから選べます。
私は鶏肉、夫はミックスグリルを注文しました。

そしてビールとワインも付いているのです。ワインはグラスではなくカラフェです。

ビールは小瓶でした。

私の鶏肉のグリルはすごい量で、サラダとポテトも山盛り!こんがり焼けていて美味しいです。その上ライスとパンも付いています。

これで 7€というのは驚きです。夫のミックスグリルは8€でした。それでも驚きです!

通訳の女性店員が「50㌣でデザートもつくけど、いかが?」と言うので、ババロアを食べました。ベリーソースのかかった優しい甘さでした。お茶も付いていました。

今回ポルトで食べた中で、一番コスパの良い食事でした。そして美味しかった!

満腹で駅に向かい、ホームで列車を待ちました。たくさんの人が待っていました。
時間に入線して来た列車に乗ったのですが、何だか変です。私たちの切符に書かれた車両番号がありません。乗客に尋ねると、間違って乗ったことがわかりました。ストライキでダイヤが乱れていたのです。私たちの乗る列車とほぼ同じ時刻に入線したので、てっきりそうかと思ってしまいました。しかしそれは遅れて来た別の急行列車だったのです。乗る前に誰かに聞けば良かったのですね。ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア駅は小さな駅で電光掲示板がありませんでした。それで確認できませんでした。
間違って乗った急行列車

しょうがないので通路に立って、車掌さんが回ってきたら相談しようと思いました。でも次の停車駅まで来なかったので、アヴェイロという駅で降りて後から来る私たちの予約変更した列車に乗ることができました。その列車も30分ぐらい遅れていました。
やれやれ〜疲れた!
これでようやくリスボンに向かえます。

アヴェイロ駅

列車の中は混んでいました。誰もマスクをしないでおしゃべりしているので怖かったです。のど飴を舐めながら過ごしました。
インターシティ車内
続く。


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